いとおしむ暮らし

著者名：内田彩仍【著】

主婦と生活社（2022/10発売）

• ISBN：9784391641684

内容説明

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丁寧な暮らしぶりで注目を集める内田彩仍さんが、50代になって何年か経ち、
改めて考えるようになったこと、工夫していることなどを綴ります。
心地よく暮らすために、まわりのことはもちろん自分自身のことも、
より「いとおしむ」ようになったという内田さんの、
「これからの日々を幸せに過ごすための工夫」が詰まっています。

◎日々の暮らし
変えること、変えないこと／十年ぶりに部屋の見直し／時間割を緩やかに／
朝三十分で一日が決まる／気軽な模様替え／ささやかなプラスになることを積み重ねる／
冷蔵庫は可視化して／明日からではなく今から／季節ごとはささやかに／
思い込みをやめよう／安くて、よいもの／気乗りしない日は先まわりして／
間食は体によいものを／食べることが、暮らしの基本／乾燥しないために／クリムとの時間
◎仕事のこと
肩書きがなくても大丈夫／ＳＮＳをしていない理由／今、目の前にあることを／
遠慮し過ぎないように／インテリアのスタイリングから学んだこと／
照明を選ぶ仕事で学んだこと
◎着ること
私らしいスタイル／とろみのある服を取り入れて／洋服を整理する／
今の自分を客観視する方法／
◎これからを見据えながら
できなくなったのも、いいこと／肩の力が抜けた今が好き／回復力が弱くなってきた／
大人ぶらずに甘える日／母との時間／幸せなお金の使い方／お互いの今を知っておく
◎気持ちの折り合い
うれしい言葉、苦手な言葉／やさしさの定義／詮索するより素直な思いやり／
相談事の行き先／口ぐせと、考えぐせ／心に折り合いがつかないこともよし／
気持ちが落ち着かない夜に／幸せの感じ方／唯一無二の存在

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

[しいたけ]

50代でいい感じに力が抜けて、より自然体になったことが文章からも写真からも伝わってきます。「心に折り合いがつかないこともよし」。いろんなことを飲みこめるだけの優しさを備える50代。水周りを磨く朝の時間も、きっと内田さんの今を作っているんだろうなあと、憧れを持って読みました。押し付けがましいところが全くない、フラットな位置からスッと入る内田さんの言葉。何故かいつも惹きつけられます。

2018/10/19

[mizuki]

共働きの親のもとで育ったわたしは、内田さんのような、ゆっくりとした時間の中で、自分と家族のために、丁寧な暮らしをしている方に憧れてしまいます✩‧₊˚ 贅沢な暮らしとは、お金をたくさん使う生活ではなく、自分や家族の心を満足させてあげられる工夫を施す生活なんですね♡ そのためには日々の振り返りが大切！！小さい子どものいるわたしには、まだまだ慌ただしい日々が続きますが、その中でも心を満たしてあげられるような工夫とは何か、探していけたらと思います(*´˘`*)

2018/10/24

[ぶんこ]

歳とともに緩くなっていく諸々を、素直に受け入れていました。クリムちゃんとベランダの緑に癒やされているということに共感。嫌みのない自然体で好感度大。もっと歳を重ねていくと、出来なくなることも増えていきますが、日々出来る事と出来ない事を見つめて工夫されてるので、老後も安心と思えるご夫婦です。写真を拝見して、好みの違いがあるものの、丁寧で気持ち良い暮らしをされているのが伝わってきました。

2019/06/18

[やこ´•ᴥ•`]

久しぶりに内田さんに惹かれました。一番憧れていたのは10年前くらいかなぁ。内田さんの丁寧な暮らしぶりを拝見するたびに、自分のダメさを思い知らされ、いつの間にか疎遠に(笑)。今や内田さんが50代だなんて！佇まいは全然お変わりなく。でも昔に比べて少しずつゆる～くなった内田さんの生活を知り、また共感しました。それでもまだまだこんな素敵な暮らし、私には真似できないのだけれど。。。「加齢による身体の回復と共に、心の回復も遅くなっていること」というのがものすごく印象的でした。クリムさんが健在なのも安心しました❤

2019/05/06

[ベーグルグル （感想、本登録のみ）]

デビュー当時から大好きで憧れな内田 彩仍さん。歳を重ねるとともに内田さん自身もいろんな変化が生まれてきているようですね。しかし丁寧で気持ちの良い暮らし、内田さんらしさを忘れない所がまた素敵です。５０代の内田さんはこれからも憧れの一人。いつまでも・・。

2019/11/05