内容説明
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優しく平和な世界を描き続けたいわさきちひろが、とりわけ愛した花のある情景。「花の中の瞳がささやく」と、語ったちひろの描いた千の花からは、千のことばが聞こえます。未公開の作品や写真も紹介しつつ、ちひろの花のある暮らしや、色、構図などを手がかりに、花に託したメッセージを読みといていきます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らん
15
『私の若い時によく似た欠点だらけの息子を愛し、めんどうな夫がたいせつで、半身不随の病気の母にできるだけのことをしたいのです。これはきっと私が自分の力でこの世を渡っていく大人になったせいなんだと思います。大人というものはどんな苦労が多くても、自分の方から人を愛していける人間になることなんだと思います。』この言葉はちひろ美術館にも掲載されていてじんわり響いた記憶も蘇りました。花と同様に枯草も好きなちひろさんの自然愛も素敵。影響を受けたアンデルセンや宮沢賢治もたくさん読みたい。またちひろ美術館も訪れたいです。2023/04/27
読み人知らず
1
花がかわいい。子供がかわいい2012/12/05
あるふぁ
0
いわさきちひろの絵本は身近にあっておにたのぼうしは大好きだった。いわさきちひろの描く、柔らかな線は幼心に好ましかった記憶があるが、改めて見ると花が好きで、描かれた子どもたちの顔は大人びたり幼かったり、様々な表情で、観察眼に富んだ方だったのだな。と。2019/01/11
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