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内容説明
「ゲーム作らへん!?」
空き家になった祖母の家で、偶然子どもの頃に描いた絵を見つけたヨウ。
その絵を見た瞬間、体に稲妻が走りゲームのアイデアが次々と溢れてきて――!?
仲間を集めてゼロからゲーム開発!
京都を舞台に繰り広げられる不格好で愛おしい、オトナの青春群像劇。
電子版は連載時のカラーを収録しております!また共通の描き下ろし特典ペーパーを収録しております!
★単行本カバー下画像収録★
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ラルル
10
それぞれがありふれた、でもそれなりの悩みやモヤモヤを抱えながら生きている。そんな人達が集まって「よーしゲームを作るぞ!」って話。スケラッコさんの世界観の中、柔らかく自然に描かれているので、肩の力を抜いて読む事が出来ます。「給食のおばさんホーライ君」もゲーム制作メンバーとして登場。あちでは見られなかった私生活が今回は見えてきます2022/10/18
ごま
6
スケラッコさんの物語は、ふわふわ柔らかく少し不思議要素がある世界が多い。今回もそうかなと思ったら良い意味で現実的な話だった。ゲーム制作のために集まった人たち。みんなそれぞれ悩みがある。おそらくADHDの主人公をはじめ、女子の生き辛さを感じる人、シングルマザーの人、LGBTの人。程よい匙加減で描写され、登場人物も出揃った感じで続きが楽しみ。ずっと読んでいたいのだけど、次で完結らしい。残念だなぁ。2024/08/23
こまいぬ
4
祖母の持ち家の京都の町屋に住むヨウちゃんが、いとこのキクちゃん、友だちの友だちやアルバイト先の雇い主の家族を仲間にしてゲームをつくって一発当てようとする話。もちろん、そんなにうまくいくはずもなくそれぞれ仕事や家庭をこなしつつ、時々集まっては1年以内にという目標をたてる。楽しそうでほのぼのもしているけど、それぞれちょっとずつ悩んだり、もやもやしたり、辛いおもいでをもっているので、時々どきっとする描写もある。特性や体質や社会的な属性が自然にだけど誤魔化さずに描写されてる感じがする。続きも気になる。2022/10/17
みやしん
3
どこか社会との生き辛さを持つ人達がチームを組む。一発当ててやろうという野心は誰しも持っているが、こういった直感による衝動的なダッシュをかけられる人が時代を切り開いていったのだろう。(妻の)気持ちの整理がつかないって、答えが出てると同義じゃん。単純な元鞘は安易よ。2023/01/27
こまいぬ
3
何回目かの再読しててふといいなと思ったのが、最後の方のヨウちゃんが鬼の役をやったはなし。いい話具合といやだった話具合とオモシロ話具合のバランスが絶妙で好き。2022/11/21