鉄道快適化物語 苦痛から快楽へ

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鉄道快適化物語 苦痛から快楽へ

  • 著者名:小島英俊【著】
  • 価格 ¥1,870(本体¥1,700)
  • 創元社(2022/10発売)
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  • ISBN:9784422240794

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内容説明

鉄道開業から間もなく150年。この間、日本の鉄道技術は着実に進歩を遂げ、経済社会の変化に合わせて車両性能の追求のみならず、様々なサービスが開発・改善されてきました。本書では「快適化」をテーマに、日本の鉄道の進化の道筋を辿ります。安全性やスピードの向上はもとより、乗り心地の改善、座席・照明・トイレといった車内設備の進化、果ては憧れの豪華列車まで、快適化に向けたあらゆる工夫を語り尽くします。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ばんだねいっぺい

26
 電車・列車が時代を越えて快適性を高めてきた歴史を紹介してくれる。その時々の最先端技術の結晶なので、近いうちにフリーゲージトレインも実現してくれると信じたい。2019/03/05

11
動けばいいから、いかに乗り心地をよくするかにシフトしていく日本の鉄道の歴史。電化の歩みや座席、証明冷暖房トイレの改善などなど。でも結局は安全性と、この本では触れられてなかったけど痴漢問題はどうにかならないかなあ…。犯罪者以外、誰にとっても切実な問題だよね。グリーン車に名残こそあるものの、等級制だった頃は代議士、実業家など錚々たる面々が毎朝そこで顔をあわせ「列車クラブ」なるものがあったそうな。1889年の神戸~新橋間は20時間5分掛かったのに東京~新大阪間が今は2時間22分。10分の1と思うと改めてすごい。2018/11/28

ことぶき あきら

3
アメリカ、ヨーロッパから日本まで、鉄道黎明期から現代まで広くカバーされています。私も鉄ちゃんのはしくれで、青春18きっぷで九州から関東まで行ったこともありますが、それは現代の快適化された普通列車だからできたことなのかもしれないです。ちなみにその時は大阪で一泊しました。「フランスでは裁判長の個室内での殺害を機に個室構造が問題となり、日本では高級官僚が犠牲になってトイレ問題に火が付くなど、偉い人の災難が大きな契機となる点は共通である。」これは鉄道に限らず、また時代を経てもあらゆる分野で共通の真理ですね。2018/12/24

渡辺強志

2
昔の鉄道旅は列車の本数がそもそも少なく、速度が遅くて、客車の椅子は板張りで冷暖房もなく、混雑がひどかったりととてつもなく大変なものだったことが分かりました。昔の鉄道旅に比べれば今の18きっぷの旅はかなり楽になったのだなと思いました。2023/04/28

takao

2
ふむ2022/05/23

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