東ドイツ解体工場

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東ドイツ解体工場

  • 著者名:杉山隆男【著】
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  • 特価 ¥577(本体¥525)
  • 講談社(2022/10発売)
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  • ISBN:9784062055246

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内容説明

一夜にして価値観が逆転したとき、人々に何が起こったか。――西に呑みこまれた国家・東ドイツの悲劇。壁の崩壊に狂喜したのも束の間、統一の名のもとに消滅した東ドイツには失業者が群れをなし、秘密警察に守られていたエリートは糾弾された。歴史の宿命を鋭く抉るノンフィクション。前作『きのうの祖国』に続き、同時代史の深層を描く渾身の第2弾!

●きのうまでのエリートたちは決して統一ドイツの「敗残者」などではない。左から右へ振り子のように揺れ動く変化の激しさにとまどってバスに乗り遅れた庶民を尻目に、彼らは変わり身も鮮やかに新しいドイツで逞しく生き抜こうとしている。国がなくなっても彼らはやはり「選ばれた」人々なのかもしれない。としたら、国がなくなって、いちばんワリを食ったのは誰なのだろう……。[本文より]

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

nota

3
●一九九一年十二月二十日 第一刷の単行本。 ●ベルリンの壁が崩れ去ったのが1989年なので、この本はかなり「ホット」に書かれたものだったことがわかる。 ●1989年に東ドイツで起こったこと、知的階層のジョブチェンジとそれをサポートする西ドイツ、若者たちがそれまで信じていた「一体かつ不変の『経済』と『イデオロギー』」(とその転換)などが描き出されている。 ●東ドイツで市民を弾圧してきた国家保安警察「STASI」の隠された本部、さらにそのトップの執務室で市民たちが目にしたものの描写は興味深かった。2022/12/31

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