講談社現代新書<br> 教養の語源英単語

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講談社現代新書
教養の語源英単語

  • 著者名:清水建二【著】
  • 価格 ¥1,045(本体¥950)
  • 講談社(2022/10発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784065298657

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内容説明

シリーズ100万部突破『英単語の語源図鑑』著者の最新作!

歴史と語源を一緒に学ぶと、「英語の体幹」が鍛えられる!
誰かに話したくなる豆知識も多数! 楽しく学べる英語の教養。


【本書の内容】

・ブリテン島は「刺青をした民族の島」
・二重語のふしぎ「stoolとchair」「hideとconceal」
・capital(首都)から生まれたcahpter(章)
・deerは「動物一般」を指す言葉だった?
・「Venus(ヴィーナス)」から生まれたネガティブワード
・パンドラの箱は「pan(全ての)神からのdora(贈り物)」
・「流れる」イメージの「fly、flow、float、flight」
・聖書は「立会人の第三者」
・酢(vinegar)は「酸っぱい(aigre)ワイン(vine)」
・護摩とGodは同じ語源
・demon(悪魔)は「人間の運命を振り分ける者」
・hell(地獄)とhelmet(ヘルメット)の共通点
・Occident(西洋)とaccident(事故)の共通点

……ほか


【本書の構成】

序章 英語の歴史とその変遷
第1章 ギリシャ神話の世界観
第2章 古代人の宗教観と世界観
第3章 古代国家の社会制度
第4章 文字と文化
第5章 学問とスポーツ
第6章 季節と行事
第7章 芸術と創造
第8章 医療と健康
第9章 戦争と道路
第10章 人々の暮らしと労働

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

コットン

68
西洋の歴史と神話や暮らしに密着した話題を基にしているので英単語の変遷や芋づる式の語彙力増加が面白く、肩ひじはらずに情報が出てくるので現役中高生には役に立つと思います。歴史好きにも需要はありそう〜。2023/07/16

榊原 香織

63
立て板に水のようなわかりやすい文章で、水のように頭に沁み込んでいく。こういうのが良い文章というのでは? 冥王星が2006年に準惑星に降格になって以来、plutoはリーグ降格などの意味でも使うそうで2023/02/02

momogaga

41
英語の語源と併せて関連する世界史も学ぶことができた。実に効率的です。これからは、本書で学んだことを応用し、理想の英語生活を目指します。2023/05/21

ヒナコ

13
英語単語の成り立ちを、イギリス史を踏まえた上で、語源に遡って解説している。フランス貴族であったノルマン公による征服によってフランス語から派生した英語ができたり、キリスト教や古代ギリシア文明の影響を受けた英語は、ラテン語やギリシア語やその神話から多くの言葉を流用していることなどが、具体的に理解できて面白かった。 ただ、英語単語の語源学習だけをしたい人は、歴史の部分が余計ではあるような気がする。さらに、英国史や英語の成り立ちを知りたい人には、今度は歴史的な記述が中途半端なので、読み方が難しい作品ではあった。2022/12/21

さとうしん

11
西欧の神話・歴史を辿りつつ、あるいは芸術、医療、健康など分野別に語源を取り上げるという趣向は白川静『漢字』の構成に倣ったのだろうか?藤堂明保の単語家族論は漢字でこういうことをやりたかったのだろうなと感じた。「グリムの法則」「二重語」などの基本語句の解説があるのもよい。ただ、語源の範囲がラテン語や古代ギリシア語より溯ると、途端に信憑性が薄れる印象を抱いたので、出来れば印欧祖語に関するもう少し詳しい解説や参考文献の提示もしてほしかったところ(一部提示している箇所もあるが)。2022/10/22

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