双葉文庫<br> ゆえに、警官は見護る

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双葉文庫
ゆえに、警官は見護る

  • 著者名:日明恩【著】
  • 価格 ¥968(本体¥880)
  • 双葉社(2022/10発売)
  • ポイント 8pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784575526110

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内容説明

深夜の芝浦のマンション前で焼死体が発見された。重ねられた自動車タイヤの中に立たせた人体を燃やすという残忍な手口は世間の耳目を集める。だが検視の結果、燃焼時には既に死亡していたこと、遺体は長時間冷凍されたものだったことが判明する。一方、新宿署留置管理課の武本は、歌舞伎町での喧嘩で逮捕、勾留された柏木という男の静かな佇まいが気になっていた。そんな中、西新宿のビル前で同様の手口の殺人放火事件が発生。武本は、新宿署の捜査本部に応援にきた警視庁刑事総務課の潮崎警視と再会する。〈武本&潮崎〉シリーズ第4弾!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

mayumi

26
武本&潮崎シリーズ。今回は連続焼死体事件。燃焼時には既に死亡、遺体は長時間冷凍されていたものと判明。犯人の手掛かりが掴めず、捜査は難航する…というストーリー。今作では武本は新宿署留置管理課所属。おかげで留置所に詳しくなったよ…。一生縁がない所だとは思うけど。むしろ縁があったら嫌だ。潮崎は相変わらずだけど、もう一人、強烈なキャラ宇佐見登場。潮崎が警視庁の治外法権なら宇佐見は屁理屈大王。しかし、そんな二人が一目置く武本が一番最強なのかも。2022/11/27

left7

19
武本・潮崎シリーズ第四弾です。前作からかなり間が開いてしまいましたが、部署が変わっても二人の関係は変わらずで嬉しくなりました。潮崎と武本の直接的な絡みが少ないのは少し残念ですが、新しく潮崎とともに捜査にあたる宇佐美も個性的で面白いキャラクターですし、もう一人潮崎とともに捜査にあたる正木は真っ当なキャラクターで読者目線でいてくれるので現実的な視点もあるので、読みやすさもあり読んでいきたいシリーズです。2022/11/25

じょうき

18
シリーズ四作。前作を読んだのが数年前で復習すべきか迷ったものの、各冊なかなかのボリュームなので、えいやと読み始めたが、主要人物の武本、潮崎コンビだけわかっていれば十分だった。地道な防カメ捜査や表に出ない留置管理部門により事件が展開する。潮崎のキャラクターが物語を明るく引っ張っていき、脱線のし過ぎで、今何してたっけ?と思ってしまうのも逆にいい。置かれた場所でできることをやる、困難を不運のせいにしない、当り前のようで難しい。前作のアクション路線に違和感があっただけに、本作はよかった。続きが読みたい。2024/04/03

たーさん

16
タフガイ刑事武本&お坊っちゃま刑事潮崎コンビのシリーズ最新作。久しぶりにこのシリーズ読みました。メフィスト賞受賞作「それでも警官は微笑う」が面白く、使命を全うしようと奮闘する警察官の姿が清々しかった。今回も事件を解決しようとする警察官が描かれます。武本さんは刑事課から外れて留置管理課の看守に配置替え。この留置場の描写が興味深い。なかなか窺い知れない世界。事件はこのシリーズ特徴のやりきれない真相なんだけど警察官のキャラクターのおかげか爽やかな終わり方なんですよね。面白かったです❗2022/10/29

Hideo Itoh

4
武本&潮崎シリーズ第四弾。本作では、武本巡査部長は新宿署の留置管理課勤務となっている。酔っ払った上での痴話げんかで逮捕、勾留されることになったひとりの男の佇まいに、武本巡査部長がひっかかりを覚えたことから、思わぬ方向へ事件が展開していく。600ページ近い長編だけど、あいかわらずの緻密な組み立てと丁寧な描写でぐいぐいと引き込まれていく。「やりきれない」事件だったけど、読後感はわるくない。2022/12/06

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