ポプラ新書<br> 消費税減税 ニッポン復活論

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ポプラ新書
消費税減税 ニッポン復活論

  • 著者名:藤井聡【著】/森井じゅん【著】
  • 価格 ¥1,045(本体¥950)
  • ポプラ社(2022/10発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 270pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784591175095

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内容説明

給料が上がらない、正社員になれない、物価が上がり続ける、中小企業が儲からない……すべて、消費税が原因である。元内閣官房参与の経済学者と気鋭の公認会計士が、国家財政の視点と一般消費者の視点から消費税の問題点をあぶりだし、消費税のマイナス効果を国家財政の論点と家計の論点から経済のプロと税務のプロのタッグでわかりやすく解説! この本を読んだら、給与明細やレシートを見る目が変わる!

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Y2K☮

34
名著。全ての人にオススメ。結論から言うと消費税はゼロでいい。消費税こそ非正規雇用や低賃金労働者を多数生み、日本だけが不景気から抜け出せない状況をもたらした諸悪の根源。社会保障も防衛費も財源が足りないなら増税ではなく国債。政府の借金は民間人のそれとは全く違う。現にアメリカもイギリスも借金は増え続けているが破綻せず、むしろ豊かになっている。財務省のプロパガンダはもう通用しない。「増税反対」で正解なのだ。政府が税収を増やしたいなら、法人税の大企業優遇を正し、富裕層の金融所得を一般所得との総合課税にしてはどうか。2022/12/23

belalugosi6997

10
なぜ日本だけ30年間だけ経済成長できないのか?なぜ給料が上がらないのか?どうすれば好景気を実感できるのか?今年の新書では一番である。森井じゅん女史には心より感謝したい。特に消費税は間接税ではなく、直接税で第2法人税、付加価値税であり、消費者が負担しているのでなく、あくまで「事業者が負担」している。この付加価値税である消費税のせいで企業は正規社員を雇わなくなり、非正規や派遣労働やアルバイトの低収入労働に追い詰めた。つまり、日本を復活の鍵は「消費税廃止」である。消費税がなければGDPは1500兆だ。ベスト著書2022/12/17

みき☆

6
【消費税は預り金ではない】【消費税=付加価値税が上がれば上がるほど、法人税は下げることができるようになった。同じ理屈で「その分の財源確保」という趣旨で、消費税のみならず、社会保険料も引き上げられていった】【国の借金は融資という方が本来は適切】【グローバルスタンダードですら、30兆円まで許容される】と消費税が導入された当時子供だったので、知らなかったことも多く、言葉巧みにだまされていたことがわかった。2022/12/01

k6pn

3
消費税は消費を抑制する良くない制度ぐらいの認識は持っていたが、廃止一択しかない事がよくわかった。仕組みを見れば法人税が利益にしか課税されないのに対し、消費税は利益+人件費が課税対象となることで社員の非正規化へのインセンティブとなる。広く浅い税制どころかグローバル大企業には輸出補助金ともなっている。日本は自ら消滅に向かっている。本当に手遅れになる前に多くの人に読んでほしい一冊。2023/03/06

きのやん

2
人類史上悪法は数々あれど、消費税ほどの詐欺的法律がいくつあるだろうか。この本を読めば、それが分かる。新書一冊読み切られる識字力(その程度もできない者ならば、本質的文盲だ)を持つ日本国民は、全員読むべし。特に、選挙ごとに公明党への投票を頼んでいる創価学会員(所謂「幹部」と言われる者は尚更)は全員、マストだ。友人・知人の真面目な創価学会員は、涙ぐましいほど手弁当で選挙支援している。主権在民の国の“国民の鏡”だと思う。だが、彼らは政治参加していない。政策内容と政策の結果を監視しなければ、選挙参加でしかない。2024/03/11

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