内容説明
盗難騒ぎにストーカー、突き落とし……人気漫画家のスタジオではトラブルが続出! なぜかハラスメント男ものさばっていて、事態は大混乱。新米アシスタントは解決に奔走するが、それは自分の才能と向き合うことに似ていた――。夢を叶えるためには、夢見がちじゃいられない。戦う女性に贈る、爽快ミステリ!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
pen
40
タイトルと表紙から想像した内容と異なる読後。良い意味でか 残念なのかは(笑) 2022/12/14
のりすけ
36
装丁が楽しそうなのに中身は時代の波に乗れない時代遅れモラハラパワハラおじさんを正論で追い詰めちゃうハラハラな話。水生さんにしては粗い感じが…。時代はデジタルやから、デジタル作画に移行できない人は置いてけぼりにされるやんなぁ、って、気になったんそこか。デジタル楽やで?切り貼りなんかせんでもええねんで。インクこぼすこともないねんで。消しゴムのカスもトーンのカスも出ぇへんねんで!2023/04/13
よっち
35
会社の倒産を機に田舎から漫画家を目指して上京し、憧れの漫画家のアシスタントを務めることになった葛城彩華。しかしそこから次々とトラブルが続出して巻き込まれるミステリ。スタジオでは漫画家の双子の弟で漫画家・神薙のセクハラが横行し、さらにはボツネームの盗難騒ぎやストーカー、同僚の階段突き落とし事件が次々と発生し、誰を信じていいのか分からなくなってゆく展開で、主人公自身もいろいろと迂闊なところはあったように思いましたけど、それ以上にいかにも彼女と相性が良くなさそうな神薙のトラブルメーカーっぷりが際立っていました。2022/11/29
ゆっき
35
高校時代から抱いていた漫画家の夢を叶えるため上京した彩華。憧れの漫画家香蓮のアシスタントに。香蓮弟神薙の自覚のないハラスメントや見下した態度に始終イライラ。永遠ちゃんと探偵のような真里佳に救われました。お仕事小説ともミステリともいえないどっちつかずな内容が残念でした。2022/11/27
Karl Heintz Schneider
31
夢だった漫画家になるために故郷を出て東京で憧れの漫画家・香蓮のもとでアシスタントを始めた彩華。ところが、双子の弟で漫画家・神薙も同じ事務所にいて、これがとんでもないセクハラ・オヤジ。ここを紹介してくれた編集者からは我慢できないのなら辞めるしかないと言われるが・・・そんな時、香蓮のボツネタがオークションサイトに出回りアシスタントを疑う神薙。オークションに出したのは、いったい誰?編集者?ファン?家政婦?衝撃的なタイトルに惹かれて手にとってはみたもののタイトル通りの内容ではなかった。2022/12/02




