内容説明
著書累計発行部数20万部超!100万人を元気にしてきたYouTube講演家が、人間関係の悩みを解くコミュニケーションの極意を伝授します。仕事、勉強、趣味…あなたを夢の実現に導く第一歩となる希望の書。大人気講座の内容をふんだんに盛り込んだ著者の集大成となる一冊です。<本書の内容>・目指すべきは本当に優しい人・人間関係のトラブルは情報不足がすべて・全員の取れ高を設計する・12の技術を使って優しい世界を作る・鍛えるべきはノンバーバル力・つまらない話から学べ ほか
10年間でYouTube再生回数2億回以上という金字塔を打ち立て、日本一のYouTube講演家となった鴨頭嘉人。彼が従ってきた原理原則とは何か。本書で最初にとりあげるのは「心が先で、現実が後」。自ら考えたことが現実化する、つまり「心を変えれば、世界が変わる」という原理だ。その他「与える人は、与えられる人~先に与えられる人になろう」「相手は自分の写し鏡~相手を変えるな!自分を磨け!」など7つの原理原則を本書では紹介している。読書で自己の内面を見つめ、強く願うことで、思考は現実化する。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
江口 浩平@教育委員会
19
【コミュニケーション】カフェが併設されている本屋にて読了。「コミュニケーションがうまく取れないと感じているならあなたは『優しくない』のです」という一文に胸を刺された。ここで言う『優しくない』は、心根は優しいけれど行動が優しくないことを指していて、それは意識すれば変えていけることだと学んだ。優しくなるための12の技術が挙げられていたが、②「された質問は相手にも返す」⑤思いは伝わらない、を前提に話す、⑦理論で救えない状況を笑いで救う、などはこれから意識していこうと思った。2022/09/07
チャー
13
講演家の著者がコミュニケーションで大切なことと、場面に応じた対応方法を紹介した本。話す際に大切な心構えや姿勢や、人前で話すコツなど記されており参考になる。人の喜びには賞味期限があるという指摘はなるほどと思う。嬉しいと感じたりありがたいと感じたときには、すぐにその気持ちを表現したほうが良い。できる人は気づかないところで細かな対応を見ているという視点は印象的。物腰は柔らかくしつつも、さりげない仕草から人となりを察知している。大勢の前での発表では堂々と丁寧に話すという点は落ち着くことの重症性を感じた。2024/06/02
さっちん@顔面書評
11
多人数向けスピーチをする機会が増えてきたので、改めて手に取りました。 オフライン、オンラインの両方で参考になる情報が沢山ありました。 やはり大事なのは土台となるマインドの部分。最後にしっかり伝えて頂きました。 直近の世の中を振り返ると、 生成AIブーム真っ只中。 ツールやスキルに目が向きがちですが、 大事なのはマインド。 生成AIを活用してどうなりたいか どうなることが自分にとって家族にとって関わってくれる人にとって幸せなのか。 よく考えて新しいテクノロジーと向き合うようにしようと思いました。2023/09/28
柊
8
この内容でどうにかなるんだったら悩んでないけどな。この年になってもつくづく人間と関わるのは苦手だ。会話とか無理すぎる。「自分が言いたいこと」と「相手が傷つかない塩梅」と「楽しいと思ってもらえるかどうか」と・・・・・・そういうつまんないことを考えすぎてる自分がイヤだ。そんな深く考えずに喋ればいいじゃんとか言われたこともあるけど、そんな適当に考えられるなら今まで苦労してねーよ!! 死ぬまで私は人間とできるだけ関わらんぞ。あとアイコンを6年ぶりに描いたのでついでにメモ。2023/07/29
こうせいパパ
8
「コミュニケーションがうまく取れない」のは「優しくない」から。このメッセージにハッとさせられた。ただ悲観するのではなく、事実を自覚しそれに気付けたら成長に繋がるだろう。「された質問は相手にも返す」「言葉のプレゼントは何度でも」「積極的な言動を選ぶ」といった技術的な部分を普段から意識し、優しい人を目指したい。また、第4章のスピーチの技術については全面的に参考になった。著者の鴨頭さんについては、人間離れした度胸や才能の持ち主だと思い込んでいたが、入念な準備のもとスピーチに臨んでいるようで少し安心した。2023/01/02