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内容説明
マーケティングリサーチでは、アンケート調査などの定量調査の技術は広く普及してきましたが、より深く消費者を理解するためのインタビュー調査の技術は体系化・言語化が難しく、なかなか修得が難しい状況です。
そこで、マーケティングのインタビューでいい結果が得られるように、本書ではマーケティングインタビューの専門家に、記事作りの専門家のライターが話を聞くという構成にしています。話を引き出しながら、インタビューの現場で役立つテクニックを学ぶことができるようになっています。前から順番に読んでも、必要なところから読んでも使える一冊です。
【目次】
はしがき
第1章 インタビュー調査の種類
第2章 インタビュー調査の進め方
第3章 インタビューのポイント
第4章 目的別定性調査のポイント
第5章 オンラインインタビューのポイント
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
カエル子
3
マーケティングリサーチの会社がUXブームに乗り、「UXリサーチできます!」と言って仕事を取りに行き、取れちゃってから「行動観察ってなに?」みたいになって困るケースがよくあって、急遽代打で呼ばれるみたいなことがあるのです。なのでマーケティングリサーチ界隈へはまあまあの不信感なのですが、この本は大丈夫。定量調査と定性調査の得意不得意をしっかり踏まえた調査設計と実査をしてきた方が書かれたようです。そして定性調査のクオリティをあげるためのコツがいろいろ紹介されてました。入門書としてなにげに良いかも。2023/03/21
ǝsnɹɐu
0
定性調査でも定量調査でも、実施プロセスの各場面で、「このリサーチのテーマは何なのか」を意識することが大切。定性調査の分析は、発言が出てきた「文脈」や「背景」「心理状態」を考慮してマーケティング的なストーリーを紡ぎ出す。ビッグデータの分析はニュアンス、文脈、意味の連鎖といったストーリー分析ができない。人間はストーリー性で分析することに長けている2024/01/03
Mikio Kitayama
0
非常にわかりやすい。FGIの教科書として使える。2023/06/21