講談社+α新書<br> 江戸300年 大商人の知恵

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講談社+α新書
江戸300年 大商人の知恵

  • 著者名:童門冬二【著】
  • 価格 ¥825(本体¥750)
  • 特価 ¥300(本体¥273)
  • 講談社(2022/10発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 60pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784062722681

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内容説明

「江戸文化」は商人が生んだものである。情報の乏しかった時代、彼らはいかにニーズをつかみ、成功者となったの!? 18人の豪商たちの実例を検証し、珠玉の手法を堪能する!!

●俗に300年といわれる江戸時代の商人の経営方法は、時代、時代によって違うが、それぞれの時代で活躍した商人たちは必ず、「今の世の中がどういう状況にあるか、そしてこれからどうなるのか」という先見力を発揮している。成功者に共通するのは、「今、同じ時代に生きる顧客は、いったい何を求めているのか」という、すぐれたマーケティング能力である。それによって、同時代人のニーズを知り、「自分の企業で、どうすればそのニーズに応えることができるか」ということを真剣に模索した。科学技術がまだ発達していないとき、彼らは一様にこういった。「カネがなければ、チエを出せ。チエがなければアセを出せ」。現在にも当てはまる至言(しげん)である。

●難工事を申し出て秀吉に接近
●嘘の名器・ルソンの壺で大儲け
●高瀬川を海に拡大し北前航路を
●よろこばれたノコギリ商売
●銭湯でマーケティングリサーチ
●「涼しい蚊帳」が江戸の名物に
●店名を「大文字屋」から「大丸」に
●「酒と肴を原価売り」の種あかし
●PRのため歌を流行らせる
●各藩の名産品競争を促す

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

こも 零細企業営業

19
江戸時代を前期、中期、後期に分けて。それぞれの時代で活躍した商人をピックアップしているのだが、、もうちょい数を絞ってもくれても、、もしくは3巻くらいにしてくれたらよかったのにと思ってしまうくらい内容が、、いや、この一冊で終わらさずにそれぞれの商人の記録を辿って行けば良いのか?そう考えるとプロローグとして見ればかなりの良書に思えて来た。前期の商人はいかにして豊臣秀吉に取り入り。その後の徳川家康に取り入ったか、どうやって次の天下人は徳川家康なんだと見極めたのかが知りたかった。その辺の記述が見当たらないのが残念2022/10/16

takao

3
ふむ2024/01/22

dahatake

1
メッチャ オススメ😊 「知恵」 これを冠した書籍の中でも、江戸時代を生き抜いた「経済人」(商人と書籍では称されているが) のそれは、今でも十二分に活かせる。 陸路 と 海路 藩の中だけ と 日本。そしてグローバル 自分だけ短期だけ と 他人の利。そしてビジョン 阿部正弘が、ベリーの親書について、意見を広く藩にも求めたことの功罪を調べてみたい。これは見解が沢山ありそうだ。2021/05/02

ei

1
近江商人のことを調べる為に図書館で借りた本。思っていたよりも近江商人のことにも触れられていてとても楽しかった。士農工商という身分制度が商人たちの志を豊かにしたのかもしれない、という点を皮肉に思いながらも、不便な時代にここまでグローバルに物事を考えられた人々に敬服しました。2018/09/22

シュラフ

1
江戸時代を通じた多くの大商人が取り上げられている。面白かったのは、大丸のマークの由来と近江商人の商売思想。現代でも我々になじみの大丸のマーク(「大」の字をマルで囲んだもの)は、「マル」は天下を意味して、「大」は分解すれば「一」と「人」。「天下一の人」を意味するマークということ。また、近江商人の思想は、三方よしで「売り手よし、買い手よし、世間よし」。現代的に言えば、まさにwin-winの関係づくりということであろう。2012/12/20

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