内容説明
淫蕩、凶暴、冷血――女は誰でも突然、変身する!! 古今東西の悪女ベスト20、4タイプの悪女を知れ!
あなたの近くに潜む悪女……そのタイプは、マリー・アントワネットか、則天武后か!?
本書では、紀元前の中国、古代ローマ時代から、中世、現代に至るまで、「悪女」として語り継がれた20人の女性の悪女ぶりを、4つのタイプに分けて紹介しています。すなわち、凶暴な本性を余すところなく歴史に刻んだ「凄惨きわまる悪女たち」、けた外れの淫女として快楽の限りを尽くした「淫乱に徹した悪女たち」、女の魅力を使い、あるいは手段を選ばず、権力欲を遠慮会釈なく発揮した「政争に明け暮れた悪女たち」、なぜかその一生が醜聞の連続になってしまう「スキャンダルまみれの悪女たち」です。あなたの近くにも必ずいる悪女。彼女たちの悪行三昧ぶりを思い出しながら、4つのうちのどのタイプに当てはまるか考えながら読んでください。今後のつき合い方に生かせるでしょう。
●性に寛容なローマ帝国でのタブー
●「鉄の処女」と呼ばれる拷問道具
●殺された娘の肉を喰らうよう強要
●自らの子を殺め奪った皇后の座
●売春を非難する人間を次々と処刑
●わずか11歳で肉欲の虜に
●エリザベス1世の愛欲の日々
●権力維持のための「嫁いびり」
●ヌード写真でつかんだ幸運
●ダイアナが皇太子につけた注文
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
優希
72
悪女の魅力たっぷりの本でした。残虐、淫蕩、政治にスキャンダルとそのネタは尽きません。大量殺人や不倫が主になってくるのは悪女ならではの定番なのでしょうか。ほぼ定番、定説で語られた人たちとありがちな語り口なのでサクッと読めます。マリリン・モンローとダイアナ元皇太子妃が名を連ねていたのは意外でしたが。この手の本は色々と出版されているでしょうから、歴史に悪女はつきものということでしょう。2015/05/20
優希
50
血みどろ、淫乱、政争、スキャンダル。悪女たちの残酷な面が描かれていました。思わずフィクションであるかと思うほどです。でも、ノンフィクションとして、歴史に刻まれている。それが怖いところでしょう。それでも悪女に魅力を感じるのは何故かわかりません。2020/11/14
中島直人
5
(図書館)歴史を題材にした軽薄なゴシップ集。だけど、怖いもの見たさで読んでしまう。2021/06/20
medaka
3
4★小腹がすいたのでオヤツでもかじりながら…と思ってページを開きました。そして39ページでそっと本を閉じました。ちょっとキツ過ぎです(そもそもタイトルからして食欲ダウンな本ですね)特に凄かったのが、ジンガ。かの有名なアイアンメイデンも霞むぐらいの陰惨っぷりです。エリザベートや呂后はテレビで知っていたのですが、なるほどこりゃジンガは無理だ。だって人食っちゃってるし(爆)ドン引きレベルをはるかに通り越した、凄惨で残酷極まりない悪女達のオンパレード。勇気を出して読んでみれば、→2012/01/19
まりも
3
切り口には真新しいものは何もないので、広く浅く歴史上の「悪女」について知るにはいい本ではないでしょうか?2011/04/04
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