解像度を上げる――曖昧な思考を明晰にする「深さ・広さ・構造・時間」の4視点と行動法

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解像度を上げる――曖昧な思考を明晰にする「深さ・広さ・構造・時間」の4視点と行動法

  • 著者名:馬田隆明【著】
  • 価格 ¥2,420(本体¥2,200)
  • 英治出版(2022/11発売)
  • ポイント 22pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784862763181

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内容説明

ビジネスリーダー1万人が選ぶベストビジネス書TOP POINT大賞受賞
2024 ITエンジニア本大賞<ビジネス書部門ベスト10>受賞


「ふわっとしている」「既視感がある」「ピンとこない」
誰かにそう言われたら。言いたくなったら。


東京大学 FoundX ディレクターとして、1000名以上の起業家にアドバイス、起業家から圧倒的支持を受ける「神スライド」を多数発信してきた著者が、優れた起業家から見出した解像度が高い人の思考・行動のパターンを徹底解剖!

あなたの今の解像度を診断する穴埋めシート、解像度を上げるための「48の型」など、目の前の仕事、企画、事業にすぐいかせるTips満載。
まずは半年間、粘り強く取り組めば、ほとんどの人に負けない解像度の高さを手に入れられる。


【今の解像度を診断する視点】
「で、それが何なの?」と聞かれるときは、ユニークな洞察がない
●顧客よりも顧客の課題のことを深く知っているカスタマーマニアになれているか
競合製品との詳細かつ多面的な比較が言えるか
(「競合はいません」と言っていないか)
最初の一歩として何から始めるか、具体的に言えるか
●いま設定している課題の理由を7段階以上、掘り下げられるか etc.

【48の型】
●最低100の事例を集める
●本屋に行って、端から端まで本を買う
●最低10ページはインターネットの検索結果を見る
●アンケートではなく、必ずインタビューをする
●50人にインタビューしてようやく入り口   etc.


【目次】
はじめに 

1 解像度を上げる4つの視点 
解像度とは何か 
解像度が高い人が持っている4つの視点  
深さ  
広さ  
構造  
時間  
基本的には「深さ」が足りない   

2 あなたの今の解像度を診断しよう 
分からないところが、分かっているか  
簡潔に話せるか、ユニークな洞察があるか―「構造」をチェックする  
多面的に話せるか―「広さ」をチェックする  
その話はどこまで具体的か―「深さ」をチェックする  
道筋は見えているか―「時間」をチェックする  
ツリーで可視化してチェックする 
Column 世界を鮮やかに感じるための解像度  

3 まず行動する・粘り強く取り組む・型を意識する 
①行動なくして、解像度は上がらない
② 粘り強く取り組む  
③ 型を意識する  
上げるべきは、課題と解決策の解像度  
本書の方法論の全体像  
Column どの程度の解像度が必要か?  

4 課題の解像度を上げる――「深さ」 
課題以上の価値は生まれない 
良い課題の3条件  
症状ではなく病因に注目する 
深さのレベルを意識する 
内化と外化を繰り返すことで深めていく 
言語化して現状を把握する(外化) 
サーベイをする(内化) 
インタビューをする(内化) 
現場に没入する(内化) 
個に迫る(内化) 
Why so? を繰り返して、事実から洞察を導く(外化) 
習慣的に言語化する(外化) 
言葉や概念、知識を増やす(内化と外化の精度を上げる) 
コミュニティで深掘りを加速する(内化と外化の精度を上げる) 
情報×行動×思考の量をこなす 
Column 数字ばかりを追うリスク

5 課題の解像度を上げる――「広さ」「構造」「時間」 
「広さ」の視点で、課題の解像度を上げる  
「構造」の視点で、課題の解像度を上げる  
「時間」の視点で、課題の解像度を上げる  

6 解決策の解像度を上げる――「深さ」「広さ」 「構造」「時間」 
良い解決策の3条件 
「深さ」の視点で、解決策の解像度を上げる  
「広さ」の視点で、解決策の解像度を上げる 
「構造」の視点で、解決策の解像度を上げる 
「時間」の視点で、解決策の解像度を上げる  

7 実験して検証する
解像度を上げた後の課題と解決策も、あくまで仮説   
MVPを作り、スケールしないことをする   
身銭を切ってもらって、課題の大きさを検証する   
システムに働きかけて試す   
粘り強く改善し続ける   
行動することで機会を生む   

8 未来の解像度を上げる 

課題とは理想と現状のギャップ  
未来を描くために必要な「分析」と「意思」  
将来世代の視座に立って「あるべき姿」を考える  
宇宙の視座に立って、人類の課題を考える  
誰かに取り組んでほしい大きな課題に取り組み、未来を受け継ぐ  
未来に向けて行動をはじめて、粘り強く考え続ける 
Column あなたやチームの未来の解像度を上げる  

終わりに 
付録:解像度を上げる型一覧


ーーーーー
「提案をつくってみたが、大事な何かが抜けている気がしていて、モヤモヤが晴れない」
「この人の話は地に足がついていなくて、ふわふわしている」
「言いたいことは分かるけれど、説得力が弱いように感じる」

仕事をする中で、こんな経験をしたことはないでしょうか。
議論の見通しが悪いときや、言説の内容が曖昧なとき、論点がはっきりとしないとき、物事を十
分に理解できていないと感じたとき……。カメラのピントがあっていなかったり、視力の悪い人が
眼鏡なしであたりを見ようとして、世界がぼやけて見えたりするような感覚、とも表現できるでしょ
うか。
しばしばこうした思考の状態のことを「解像度が低い」と言います。逆に、明晰な思考ができて
いる状態のことを「解像度が高い」と表現します。

筆者は10年近く起業家支援を行ってきましたが、これまで接してきた中で優秀だと思える起業家
はまさに「解像度が高い」人たちでした。彼ら彼女らに取り組んでいる領域のことを聞くと、明確
かつ簡潔で分かりやすい答えが返ってきます。

顧客が今困っていることを深く知っていて、顧客は週に何度その課題を体験し、解決のためにどんな競合製品を活用しており、どんな工夫や裏技をほどこして効果的に使っているか、そのときの顧客の感情はどういったものかといった細かいところまで話してくれます。話を聞くうちに一人の顧客像がはっきりと見えてくるかのようです。
(はじめにより)
ーーーーー

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

ehirano1

123
スタートアップの経営者向けの書籍とは事後に知りましたが、「解像度」とかいうキャッチーな用語が気になっただけで手に取りました。「深さ・広さ・構造・時間」の4視点で考え行動すことが解像度を上げるということを理解しました。各々のパーツは各々の職種に十分利用できるのではないかと感じました。2023/10/06

Willie the Wildcat

68
縦横+時間軸を構造的に整頓。事例を踏まえた具体性に、様々な可能性も念頭にした思考。問い続けるのが、関係性と意味付け。最後のエッセンスである個々人の持つ洞察力を加えて、ToBeModelを描く。キーワードの1つが「マニュアルモード」。アナログの齎す視点と意外性。コミュニティでの刺激と他者の考察の吸収、”文字化”が該当。私にとって読メは、もれなくその1つの環境。MVP、Small Startも王道也。唯一、「意見ではなく事実」がひっかかる。依存しすぎないという主旨と推察するが、主観性が隠れたヒントともなる。2023/03/01

esop

66
相手の持つ課題を時間軸を考慮に入れながら深く、広く、構造的に捉えて、その課題に最も効果的な解決策を提供できていることが、解像度が高い状態/深さの視点ー原因や要因、方法を細かく具体的に掘り下げる/広さの視点ー考慮する原因や要因、アプローチの多様性を確保する/構造の視点ー深さや広さの視点で見えてきた要素を意味のある形でわけ、要素感の関係性やそれぞれの相対的な重要性を把握/時間の視点ー経時変化や因果関係、物事のプロセスや流れを捉える/いい課題を選べるかどうかで生み出される価値がほぼ決まる/2024/07/18

ニッポニア

61
想定にインパクトがあり。以下メモ。解像度が低い状態で意思決定すると、霧の中で的が見えないまま当てずっぽうに矢を射るようなもの。全体の一部だけがよく見えるのでは不十分、広さの視点が十分でなければ。わかりやすさは時として毒にもなる、複雑なものを複雑なまま捉えるための解像度を。苦しみが世界を理解しようと努力している証。情報と思考に行動が組み合わさると、優れた成果を獲得できる。取り組む価値のある重要な課題は大抵10あるうちの2、3程度。製品やサービスを開発する前に、発表時のプレスリリースを書く、解決策の言語化。2024/08/05

se1uch1

59
ふわっとしていることの解像度を上げるために、深さ、広さ、構造、時間の視点で分析ができると。情報・思考・行動のサイクルが強調されていて、特に深さについては圧倒的に足りない、たいていが7-10ぐらい深堀しないと問題にたどり着かないとのことは、やはり普段の考えが足りないからか。仮説を立てたときにそれをどこまで回して適切な修正ができるかが大事で、一人で考えるのではなく、言語化して会話するという、行動することを強みにしていく必要がある。2025/11/02

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