リデザイン・ワーク 新しい働き方

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リデザイン・ワーク 新しい働き方

  • ISBN:9784492534601

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内容説明

「人生100年時代」の生き方を構想し、
「日本社会のこれから」の指針を示した
世界トップ経営学者リンダ・グラットン。
彼女が本書で描くのは「働き方の今」と「近い未来」だ。

新型コロナが私たちの働き方にもたらした変化は重大だったが、
まさに現在進行で現われつつある「大きな潮流」を詳らかにし、
また、世界中のさまざまな企業の現場事例をもとに、
私たちの「仕事のあり方」、ひいては「働く意味」
「人生の豊かさ」を“リデザイン(再設計)”していく。

目次

はじめに コロナ後の組織。今すぐ変わるべきこと、変わらないこと
1 どのように仕事をリデザインするか
仕事をリ・デザインするための4段階のプロセス
2 理解する
理解する――自社の生産性を支える行動と能力
★生産性の4つの要素
理解する――知識の流れと人的ネットワークの構造
★「暗黙知」と「明示的な知識」
★テクノロジーが人的ネットワークに及ぼす影響
理解する――社員が仕事と会社に期待すること
★いま人々はなにを求めているのか
理解する――人々が仕事で実際に体験していること
★生活のデジタル化が及ぼす影響
3 新たに構想する
新たに構想する――働く場所と働く時間
★働く場所と時間を見直す
場所を新たに構想する――協力の場としてのオフィス
★まわりとのつながりでイノベーションを起こす
場所を新たに構想する――活力の源としての自宅
★在宅勤務の影と光
★自宅でやる気を維持する
時間を新たに構想する――集中のための非同時型の勤務時間
★機械の集中と人間の集中
★集中力を発揮しやすくする方法
時間を新たに構想する――よりよい連携のために
★対面による連携の機会を最大限生かす
★バーチャルな連携の利点を引き出す
4 モデルをつくり検証する
モデルをつくり検証する――新しいデザインは未来にも通用するか
★マルチステージ化する人生に対応できるか
モデルをつくり検証する――新しいデザインはテクノロジーの変化を支えられるか
★自動化は働き手にどのような影響を及ぼすか
★基本的な人間的スキルをはぐくむ
モデルをつくり検証する――新しいデザインは公平で正義にかなうものか
★誰もが新しい働き方の恩恵に浴するようにする
5 行動して創造する
行動して創造する――優れたマネジャーが果たす役割の重要性
★優れたマネジャーはどのような行動を取っているのか
行動して想像する――コ・クリエーションの力
★広い視野で考えることの効果
行動して創造する――リーダーの語り
★2人のリーダーが語ったストーリー
おわりに 創造力を高める働き方へ――道は未来へ続いている
謝辞

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Willie the Wildcat

71
印象的なキーワード1つ目の「境界連結者」は、物心両面での”隙間”を埋めるヒト。2つ目の「On/Off」は”働く喜び”向上のプロセス、3つ目の「リーダーの語り力」が、推進のツール。礎は信頼。一方、公平性は理想であるが、納得感が現実解という気がする。ふと考えさせられたのが、”仕事で記憶に残っていること”、良い質問だ。成功以上に、失敗からの学びと、その後の取り組み成果が脳裏に浮かんだ。ポイント、ポイントで計16の新しい「働き方のアクション」が整頓され、「検討のための問い」と「現場の知見」が一歩深い考察に一助。2022/11/19

Koichiro Minematsu

47
本書で分かることは、働き方のリデザインに成功している企業は、それをトップダウンでおこなうのではなく、社員とのコ・クリエーションを実践しているケースが多いと紹介している!2023/02/26

39
「大人の学びとは、単にレパートリーを増やすことだけではない。ほぼ例外なく、アンラーニング(学習棄却)、つまりそれ以前に身につけたことを捨てる必要がある。」2024/01/12

よっち

39
新型コロナが私たちの働き方にもたらした重大な変化。現在進行で現われつつある「大きな潮流」、世界中の様々な企業の現場事例をもとに人生の豊かさを再設計する一冊。仕事のあり方や働く意味も問われる中で、生産性を考える上で重要な活力・集中・連携・協力の4要素、どうやって知識の共有を行うか、社員と現場をいかに理解するか、働く場所と時間のメリットとデメリット、新しい働き方のデザイン、マネージャーやリーダーシップのあり方など、今までのやり方に固執せずに、視野を広く持って柔軟な視点で考える重要性を改めて痛感させられました。2022/11/27

bookreviews

26
すべての企業に適した方法論などない。万能のアイデアもなければ、そっくりそのまま取り入れることのできる手法もない。自社の状況に関する深い理解を土台に、それぞれの会社が新たに構想しなくてはならない。学習することなしに変化を遂げることはできない。リーダー自身が主体的に新しい働き方の導入を目指しており、指示されて仕方なく取り組んでいるわけではないというメッセージも打ち出す必要がある。 https://bookreviews.hatenadiary.com/entry/RedesigningWork2022/11/26

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