福沢諭吉の初期思想 - 近代的概念の受容と変容

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福沢諭吉の初期思想 - 近代的概念の受容と変容

  • 著者名:姜兌?【著】
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  • 慶應義塾大学出版会(2022/11発売)
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  • ISBN:9784766428384

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内容説明

翻訳者としての福沢諭吉は、何を、どのように訳し、何を訳さなかったのか。
幕末~明治初年、福沢諭吉が読み込んだ西洋の書籍と、それを翻訳・翻案して刊行した書籍の文章とを丹念に検討し、そこにあらわれる翻訳思想、西洋の近代的概念の受容・変容過程を読み解く。

目次


凡例

第1章 人種観――S. A. ミッチェル問題
 一 はじめに
 二 福沢とミッチェル
 三 福沢の継承と削除
 四 おわりに

第2章 人間観――権利、義務、労働
 一 はじめに
 二 『西洋事情』外編
 三 『西洋事情』二編「巻之一」
 四 労働問題:学問と労働
 五 おわりに

第3章 中産層育成構想
 一 はじめに
 二 福沢の中産層育成構想
 三 中産層への着目過程
 四 福沢の中産層構想の特徴
 五 おわりに

第4章 民権認識と初期思想――『学者安心論』を中心に
 一 はじめに
 二 福沢の自由民権運動評価
 三 初期思想との関係
 四 おわりに

第5章 自然権主義と経験主義の受容――「公理」と「功利」問題
 一 はじめに
 二 自然権主義の「公理」と経験主義の「功利」
 三 福沢の自然権主義受容
 四 自然権思想の功利的受容の背景
 五 おわりに

第6章 西洋思想受容の方法論――「分限」
 一 はじめに
 二 方法論としての「分限」
 三 思想としての「分限」
 四 おわりに

あとがき
参考文献一覧
索引

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