一生幸せなHSCの育て方 ー「気が付き過ぎる」子どもの日常・学校生活の「悩み」と「伸ばし方」を理解する

著者名：杉本景子【著】

時事通信社（2022/09発売）

• ISBN：9784788717572

内容説明

5人に1人入る「敏感な子」のこんな悩みを解決します!

・人が悲しんでいると自分も悲しくなる
・怒る先生が怖くて学校に行けない
・人前で話すのが苦手
・主張が強い子に好かれて、嫌なことを断れない

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

[harutamano]

HSC、HSP、敏感さん、という単語を知りました。自分も子どももわりとこんな感じなので5人にひとりと言われると、えーそうなの？て。 学校ではHSCはマイノリティです。ってズバっと書かれてて笑ってもうた。まあそら疲れて帰ってくるよな〜。こんな子もいます〜って理解してもらだけでも違うかしら。 学校への対応については、もうちょい踏み込んでほしいとこだけど、それこそ先生も子どもも色んなパターンがあるから一概には言えんのやろね。

2021/11/24

[サカナ]

私自身、HSPの自覚があり、最近息子もそうじゃないかと思うので手に取りました。 難しいのは、非HSPの人がどれくらい理解に協力してくれるかじゃないかな〜… 私はなんでも乱暴に物を言ったり無神経な態度を取る母に悩んできたし、自分が親になった今でも苦しむことがある。でも、多分自分がHSPだと言っても一蹴されて終わりだ。理解してくれそうな父でさえ、一度話したら微妙な反応された。そんなのにわざわざ分類するのってどうなの？的な…。 話が逸れた。自分の息子についてはまだ当てはまるか微妙なラインだけど、

2024/05/04

[Go Extreme]

HSCを理解する： HSCと非HSCでは同じ刺激でも受け取り方は違う HSCは敏感さを活かし素晴らしい人生を送れる HSCにとっての学校生活を理解 HSCを伸ばすための関わり方を知る： HSCを伸ばすためのマインドセット 環境づくり 話の聞き方 話しかけ方 日々のサポート 日常生活の悩みを解決する： 引っ込み思案で心配 「みんなと一緒」に疲れる 人に譲ってばかり 用心深さへの対応 暗いニュースにショックを受ける HSCの行動にイライラする 学校生活の悩みを解決する困りごとを学校に「伝える・伝えない」問題

2021/10/12

[noriyorino]

まんまうちの子のことが書かれてあって泣きながら読んだ。素晴らしい気質を持ったHSCのことを一人でも多くの人に知ってもらいたいと思う。HSCの子は著者の言うとおり何も変える必要はない。必要なのはありのままのHSCの子をそのまま受け入れる親、周囲の大きな器。それをわかっているつもりなのについつい子の敏感さを責める言動をしてしまう自分を猛省。。 ★★★★☆

2022/02/01

[おーはし]

★2 子どももこの傾向があることは気付いてはいたが、改めて読むと学校生活を毎日すごく頑張っていたんだなぁと申し訳ない気持ちになった。服の素材やタグを気にしたり、そんなことまで気になるの？と少しマイナスに捉えてしまうことでも子どもの個性だし、良いように捉えることも出来るかもしれないなと少し前向きな気持ちになれた。自分自身も大丈夫かな…？と心配そうに接するのではなく、おおらかに受け止めてあげられるように心掛けて、子どもの気持ちに寄り添えればなと思う。

2025/11/07