「捨てる」思考法 - 結果を出す81の教え

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「捨てる」思考法 - 結果を出す81の教え

  • 著者名:出口治明
  • 価格 ¥1,760(本体¥1,600)
  • 毎日新聞出版(2022/09発売)
  • ポイント 16pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784620327488

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内容説明

還暦で世界初のインターネット生保を創業し、古希で立命館アジア太平洋大学(APU)の学長に就任した著者による待望の最新作。
脳卒中から完全復活した出口治明氏が、職種・業界を問わず一生役立つ「トレードオフ」の極意を伝授する。
「捨てる」というテーマで本を出す話が持ち上がったのは、2019年秋のことだった。 その後、同時進行で、パンデミックといわれる新型コロナウイルスの感染が拡大する中、この社会にとって最も大切なことは何かを考えることになった。
人の命か経済か。限られた資源(時間・お金・労働力)を有効活用するには、短期的に二者択一を迫られる場面もあった。頭では分かっていても、実際にはあれもこれもと手を出し、迷い悩んだ末に決断のタイミングを逃してしまい、結局、後手に回るという苦い経験をした人も少なくないのではないか。
コロナ禍で、これまでの社内業務が良くも悪くも「見える化」した。情報の偏在化が起き、社内コミュニケーションが難しくなり、ビジネスチャンスを逃す会社がある一方で、業務内容を抜本的に見直し社内連携のあり方が改善され、業績がアップした会社もある。
14世紀の中世ヨーロッパで起こったペストの大流行は、後にルネサンスや宗教改革につながる契機となった。今回のコロナ禍もまた、悲劇をもたらしていることは間違いないが、長い目で見れば社会が前進する大きなチャンスになる。
未来のために、捨てるべきものを潔く捨てる。その価値を認めれば、ことは簡単だ。
本書では、「捨てる」ことの重要性を具体的な事例を示しながら解き明かす。

【本書の内容】
●人間は毎日トレードオフに直面している
●捨てるために必要なのは、「悟り」ではなく「知識」
●分別を捨てた人が社会を変える
●怒りを捨てれば仕事がスムーズに進む
●大事な案件に取り組むときは、色気を捨てる
●人間はみなチョボチョボ、格好をつける生き方を捨てる
●大事な決断ほど「熟慮」を捨てる
●「タテ・ヨコ・算数」で色眼鏡を捨てる
●長時間労働を捨てれば、イノベーションは加速する
●よく捨てよく得る取捨選択力は、「本・旅・人」で養われる
ほか

目次

はじめに 「得る」ために「捨てる」、そこに気づけば簡単だ
第1章 「捨てられない」は思い込み、捨てることが未来をつくる
第2章 出口式・捨てる技術【基礎編】余計なものを手放す習慣を身につける
第3章 出口式・捨てる技術【応用編】余計なものを手放して、本当に必要なものを見極める
第4章 捨てるモチベーションは、退路を断つことから生まれる
おわりに 無駄を「捨てる」ことは、未来への投資である

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

MI

106
捨てることで、新しい発見ができる。著者は「本、旅、人」をモットーにしている。印象的なことは2つ。①余計なモノを手放す習慣を身につける。捨てるものに「マイルール」を決める。大事な決断ほど「熟慮」を捨てる。②計画通りの人生を捨て、川の流れに身を任せる人生を選ぶ。ダーウィンの進化論から、「世界の動きの全ては運と適応力から起こる。将来何が起こるかは誰にも分からず、賢者が生き残るとは限らない。運は川の流れ、適応とは流れついたところで好きなことをやることで偶然の産物に出会える。シンプルにすることで得られることがある。2023/05/29

清游@草ぶえの丘で森林浴♨︎

29
春先から願っていた事が、あれよあれよと重なり、気付いてみれば全く違う環境に来てしまったw 本書を読み進める程、無理をしていたな〜と見直しています。環境を変える際に腹を括る。それと置かれた場所で枯れてしまっては、元も子もない。の部分に同感。2022/08/30

ねこまんま LEVEL2

26
今まで読んできた出口さんの本の振り返る内容。やはり考えることの必要性が大事だと再認識。すらすら読めるし出口さんと会話しているような気分になる。2023/02/10

templecity

15
本とレコードを集めていた出口治明であるが貯めておいても仕方が無いので色々なものを先行的に捨てている。予定表も持たない。英国に勤務した経験もあり、日本からは出張で何人もつれて来るが欧米ではトップが単独で出張する。日本はかばん持ちがいる。無駄なことは兎に角捨てるということだ。 2023/02/20

けん

13
★3.0 出口先生はいつもシンプル2022/09/14

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