ひとり遊びぞ 我はまされる

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ひとり遊びぞ 我はまされる

  • 著者名:川本三郎
  • 価格 ¥1,936(本体¥1,760)
  • 平凡社(2022/09発売)
  • ポイント 17pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784582839081

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内容説明

ローカル線で小さな町を訪ねること、台湾の人たちのこと、そして尽きせぬ荷風への思い……。老年の日々を綴る日記。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

どんぐり

71
月刊『東京人』の「東京つれづれ日誌」連載からの単行本化。15年前にパートナーを亡くした評論家川本三郎の「映画も本も音楽も、そして旅も、すべて楽しいひとり遊びである」という旅歩きを綴ったエッセイ。年齢が一回り上の人だが、なぜか映画も本も音楽も著者の関心事と重なる部分がなかった。永井荷風、林芙美子の時代まで遡る嗜好がないし、掃苔趣味も、映画の「男はつらいよ」にも関心がないので、少し物足りないものがある。後期高齢者が関心のおもむくまま足を運び、ひとり遊びを楽しんでいるのは、理想的な生活スタイルだ。→2023/04/15

メルコ

6
雑誌「東京人」に2018年8月〜2021年12月まで掲載されたのをまとめたもの。旅先での出来事や、親交を深める台湾のこと、都内での散歩について書かれている。著者は鉄道が好きで各地のローカル線、台湾の鉄道事情についても語られている。また永井荷風ら往年の作家や映画、音楽についても語られている。鋭い評論というより、後期高齢者になった著者の日常を綴ったエッセイといえる。途中からコロナ禍となり遠出ができないと不満を呟くところにいまの時代性を感じる。 2023/02/07

こっこ

0
★★★☆☆ 私、一応40年来の川本氏のファン。もう内容についてはなんも言うことありません。とにかくお元気でいてください!2022/12/19

のこ

0
専門知識満載で読みにくいところは飛ばして、興味のあるところだけをつまみ読み。自分が行ったところの記事ばやっぱりおもしろいなあ。そうですよね、そうですよね、と共に語り合っているような気分で読める。2023/06/07

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