内容説明
元警視庁交通機動隊の白バイ隊員が語る、交通取り締まりのリアルエピソードです。昭和50年代から約33年間を、主に交通機動隊の第一線で過ごしてきた氏。牧歌的な雰囲気のあった昭和時代から、平成の後半に至る現代までの仕事・職場の変化、また取り締まり事情の変遷などをまとめてもらいます。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ma-bo
82
三五館シンシャの○○日記シリーズの完全なパクり。大丈夫なんか、講談社。装丁の雰囲気まで一緒😅。読者メーターに登録されている表紙画像が白から赤に変わってる(図書館で借りた分はもちろん白色)からあまりにも似すぎてクレームでも入ったのか😣著者は2011年に退職されているので今とは違う内容も多いと思うが、中々知ることのない白バイ隊員の実態が知れる一冊。結局取り締まりにもノルマがあるんやなぁ。2023/03/09
Kurara
49
★4 元白バイ隊員の著者なんだからそりゃマニュアルなみに詳しく書かれてますよね。でも・・・これは書きすぎなのでは?取締り方法丸分かりでしたね。 それにしても警察官のノルマって。。警戒とは全然違うじゃん!【23.6】2023/01/12
33 kouch
34
白表紙の某シリーズかと思ったが…違うのか。ただ内容は某シリーズと同様、その業界の知られざる裏が見れて面白い。隊員に課せられた切符ノルマがこんなにキツいとは思わなかった。というか、明確にノルマなのが驚き。隊員には他にも苦労が多い。どこの誰だかわからない人間に、ときに生活手段まで奪いかねない切符を切るのは容易でない。逆襲逆ギレにあう。権力がバックの白バイの隊員達もドキドキもんだということが理解できた。威圧的に接せず柔軟に対応するベテランが印象的。とにかく署名をしてもらうために手を尽くす…なんか営業マンみたいだ2024/12/07
ノンケ女医長
32
かなり素晴らしい。警視庁・白バイ隊員を務めた元警察官による著作。交通業務への、溢れんばかりな愛情がたっぷりと、隅々にまで詰まっている。警察業務の特殊性が分かりやすく解説され、全国にたくさんいる白バイファンにとって垂涎の作品になるのでは。なかなか知る機会のない「白バイ先導」の実際はかなり貴重。頼もしく、そして誇らしげに輝く写真の数々も良い。悪質ドライバーとの応酬が、あんなに強い疲労をもたらすなんて。とても楽しんで読むことができ、理解が深まった。著者が白バイ業務を下りたエピソードは、悲しい気持ちになった。2023/01/04
Daisuke Oyamada
29
白バイというと、私も含めたドライバーからすれば、できればお世話になりたくない対象です。運転中に姿を見つけると、とりあえず条件反射でドキッとする。笑 しかし、本書は逆の立場。取り締まる側の白バイ隊員から見た景色がとても新鮮です。ノルマと格闘しながらの「取り締まり」クリアーするために日々葛藤する姿が描かれています。 敵視しがちな白バイ隊員たちにも、愛すべき側面があり、取り締まれるのも・・・ https://190dai.com/2024/03/27/白バイ隊員-交通取り締まり-とほほ日記-洋吾/2024/03/27