新潮新書<br> ドーパミン中毒(新潮新書)

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新潮新書
ドーパミン中毒(新潮新書)

  • 著者名:アンナ・レンブケ【著】/恩蔵絢子【訳】
  • 価格 ¥1,210(本体¥1,100)
  • 新潮社(2022/10発売)
  • 盛夏を彩る!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~7/28)
  • ポイント 330pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784106109690

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内容説明

人は「推し」に夢中になると昼夜を忘れ、やがて「沼」にハマってしまう。その鍵を握るのが「脳内快楽物質」ドーパミンだ。恋愛、セックス、買物、ゲーム、SNS、酒、ギャンブル、薬物……快楽をビジネスにする「ドーパミン経済」の渦中で、現代人が陥る依存の対象は数限りなくある。スタンフォード大学医学部教授で、かつて自身も依存症を経験した第一人者が教える脱出法と、心豊かに生きるための防衛術。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

キムチ27

68
久々のクリーンヒットの読書に。筆者はスタンフォード大学の精鋭、依存症医学の第一人者。がちがちの専門書ではなく、統計オタクでもなければ、自己誇大評価のお化けでもなく、極めて明快な論理を展開。シーソーの教訓~自分自身の解放を望むのは自然の摂理、誰にでもある。逃避グッズは問題を長期化させるだけ。ドーパミン断ちは脳の報酬回路のリセットに効果があり、セルフバインディングは欲求と摂取の間に壁を作る等々。概括の後。。【自分の人生にどっぷり浸かる方法を見つけて欲しい】と結ぶ☆逃げるのを止めむしろ立ち止まって直視✨だと2023/04/25

Kanonlicht

68
人間は誰しも快楽と苦痛のシーソーを持つと本書は説く。快楽に浸ると、必ずその反動で苦痛を得ることになる。面白いのは、その逆にある程度の苦痛に身をさらすと、その後で快楽を感じることがあるという。精神科医である著者はさらに依存症からの脱却の方法をいくつか挙げる。なかでも「正直であること」がその一つだということは興味深い。これだけ娯楽や嗜好品が溢れている現代、すでに誰もが程度の差こそあれ何かしらの依存症にかかっていると考えると、その克服法を知っておくのは大切だと感じた。2022/11/30

よしたけ

67
精神科医が依存症患者とのカウンセリングを通じ、自ら気づいた体験や学びをつづる一冊。著者自身も、親との関係や自身の中毒体験を告白しており、自らも患者と共に依存症や対人関係の悩みを克服していく様子が興味深い。自らが不完全な存在と認めること、日々小さなことで嘘をつかないように心がけ、自分を人生の責任者とすること、が重要。自らが持つ自らに対するイメージを偽ってしまうと、日々のギャップが深まり、何かに依存することに成り兼ねない。依存症にも色々な種類があること、自らとの向き合い次第で大きく状況が変わることを学べた一冊2023/04/29

けいご

63
主に依存症について書かれた1冊★読了後思った事は、もしかすると読書習慣もまた今の自分から目を背ける為の依存症の1つかもしれないな〜何て思う反面、極論誰に迷惑さえかけなければ依存しても良いのでは?とも思いました。まぁ依存をやめたいのならば話は変わるけど。世界は人間の依存症のおかげで成り立っているとこもあるから何ともな〜っと...。何でも程々だねw飲み過ぎ、食べ過ぎ、服用しすぎには注意だっぺw2023/01/03

ひこうき雲

62
ひたすら現実から目を逸し、毎日過剰なドーパミンを求めていることに早く気がついて。 世界から逃げ出すのではなく、今ここに没入することが重要。2022/12/24

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