ぼくたちが 知っておきたい生理のこと

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ぼくたちが 知っておきたい生理のこと

  • 著者名:博多大吉/高尾美穂
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 辰巳出版ebooks(2022/10発売)
  • GW前半スタート!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント30倍キャンペーン(~4/29)
  • ポイント 420pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784777828982

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内容説明

<<知ればもっと わかりあえる>>
NHK「あさイチ」でおなじみのふたりが生理について語ったら、
今よりちょっとやさしい社会が見えてきた。


漫才コンビ博多華丸・大吉の博多大吉さんと、
NHK「あさイチ」でもおなじみの産婦人科医・高尾美穂先生が
「生理」をテーマに語りあいました。

生理のメカニズムについての解説はもちろん、
男女約480人によるアンケートの回答も交えながら、
生理痛やPMS(月経前症候群)への理解を深めたり、
生理にまつわるコミュニケーショントラブルや
社会レベルの課題について、一緒に考えます。

女性の身体に起こる「生理」について、男性が知る意味とは?
女性の生理について社会的に取り組むことは、女性優遇なのか?
女性が生理休暇をとりづらい背景とは?

一見して女性に限った問題にも見える「生理」というテーマから、
「誰もが生きやすい社会」をつくるためのヒントが見えてきました。

【CONTENTS】
■第1章 ぼくたちと生理の微妙な距離感
・生理は「身近にあるのにわからない」もの
・メディアに女性が増え、生理の話題も増えた
・まずは「ざっくりと知る」ところから
・落とし穴を埋めることで「公平」な社会に

■第2章 生理は「痛い」のか?
・生理痛がそんなにつらいとは知らなかった!
・実は筋肉痛に似ている!? 生理痛のメカニズム
・生理痛の強い味方、鎮痛剤との上手な付き合い方
・つらいときに休めない社会は、誰もがつらい

■第3章 そもそも生理はなぜ起こる?
・なぜ血が出るのか…生理のメカニズムを知る
・生理期間は3~7日、量は期間内で変動がある
・まずは親が知ってほしい、思春期における成長
・身体の発達や生理については、フラットに話す
・最新 生理用品ガイド
・昔の女性は、経血をコントロールできていた!?
・ピルは、生理の負担を減らすひとつの選択肢
・生理の不調は、病気のサインかもしれない

■Dr.TAKAO’s COLUMN
娘の生理用品を父親が買うときのワンポイント

■第4章 メンタルの不調は生理前からはじまっていた!
・生理中のつらさと、生理前のつらさは別モノ
・PMSの時期、女性は「幸せを感じにくい」
・具合が悪くなることがあるのは、お互いさま

■第5章 不毛なコミュニケーショントラブルを避けるには
・なぜ生理について「失言」してしまうのか
・生理中のセックスについて知っておくべきこと
・それはコミュニケーションではなくセクハラです
・生理だからと気負わず、コミュニケーションする
・”察する”よりも確実なこと
・コミュニケーションには柔軟さも必要

■Dr.TAKAO’s COLUMN
女性ももっと情報交換をしよう

■第6章 誰もが迎える更年期と閉経
・「怒りっぽいオバサン」では済まされない
・来たるべき更年期に、備えておくことはできる?
・更年期症状の治療を妨げていたもの
・更年期は、男女とも働き方を見直すチャンス

■第7章 みんなが生きやすい社会へ そのためにできること
・「ナプキンを買えない」に表れる深刻な問題
・企業研修で産婦人科医が伝えたいこと
・身近にいる人への想像力が、チーム力を上げる
・ひとりの人間の健康と権利を重んじる社会へ

【メディア情報】
東洋経済オンライン(2022年10月13日)にて記事掲載
PHPオンライン衆知(2022年10月19日)にて記事掲載
講談社ミモレ(2022年10月19日)にて記事掲載
ヨガジャーナル(2022年12月3日)にて記事掲載
婦人公論(2023年2月2日)にて記事掲載
Book Bang(2023年3月8日)にて記事掲載

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ルピナスさん

74
生理には個人差があり、女性同士でさえ話すのは憚られるテーマで、生理のために不調な時期があっても気合いと時々の薬で乗り切り、辛さを表に出さず平気を装うべきだと、ほんの数年前まで本気で思っていました。変化はやはり、産婦人科高尾美穂先生の番組を聴くようになってから。あぁ、辛いと周りに理解を求めて良いんだと心が楽になっただけでなく、今では、娘や息子には当事者として、社会で共に生きていく仲間として、等しく生理について知って欲しいと思います。想像力を働かせ思いやれる社会作りの一助となる良書だと思います。2023/06/01

たまきら

54
読み友さんの感想を読んで。ぜひ男性に手に取っていただきたい指南書です。はっきり言って女性にとっては「えっ?」という内容でしょう。けれども男性が女性の体について知ることこそが、本当の「公平」につながっていくのではないか、という真摯な視点が素直に嬉しいです。娘が生まれたおうち。結婚する息子さんらに、手に取ってもらえるといいなあ。2023/06/11

G-dark

23
身近な人の心と体についてまず興味を持つことの大切さを、この本は気づかせてくれます。生理のメカニズム、生理痛、更年期、閉経、社会的な課題(「生理の貧困」含む)について書かれています。博多大吉さんが男性目線の素朴な疑問を投げかけ、産婦人科医の高尾美穂先生が答えて、その答えを聞いた大吉さんが更に素朴な疑問を投げかける、という対談形式なので、「勉強している」というよりは「二人の話を読むうちに自然と学べる」という感覚で読みやすいです。わたしは男性だけでなく、女性にもこの本をおすすめしたいです。2022/12/03

タルシル📖ヨムノスキー

21
瀬尾まいこさんの〝夜明けのすべて〟から繋がった本書。世代的にこの手の話題は避けるというか遠巻きに見守るというか、口にしてはいけないというか…。とにかくなんとなくは知っているけれど、自分から積極的に知ろうとはしなかったのは確か。でも人類の半分は女性で、職場も女性の比率が高いので、今更と言われるかもしれないけれど手に取りました。一番驚いたのは2019年に消費税が8%から10%に上がった時に、生理用品は軽減税率の対象にならなかったという事実。特に医療や介護、そして保育や教育関係で働く男性には必読の一冊だと思う。2024/04/01

ひろさん

19
この本のタイトルを登録する事にすら少し抵抗を感じる世代ですが、そうではなく皆で知識として女性の生理や心理や苦痛を理解しましょうという姿勢がとても読みやすかったです。あさイチを見ていたらこの2人のスタンスも笑顔も思い浮かび、対話形式で進む内容が分かりやすい良書です。ぜひ夫婦で親子で共有して欲しいです。 私は横にいる家族に自分の話を振りながら読書しました。2023/01/08

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