「裏切りの近現代史で読み解く」歴史が暗転するとき

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「裏切りの近現代史で読み解く」歴史が暗転するとき

  • 著者名:保阪正康【著】
  • 価格 ¥1,540(本体¥1,400)
  • 日刊現代(2022/09発売)
  • 光る紫陽花!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~6/7)
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  • ISBN:9784065293744

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内容説明

2022年、ウクライナ時間の2月24日午前5時、ロシアはウクライナ東部への侵攻を開始した。このニュースは、全世界に衝撃を与えた。これに対して、米英仏独の主要西側国はウクライナへの武器供与、ロシアへのさまざまな経済制裁によるウクライナ支援を進めた。日本もまたロシアに対する経済制裁を開始した。だが、ロシアのプーチン大統領はこの侵攻について「ウクライナの非軍事化と非ナチス化」「自国を守る権利を持つ主権国家の決定」と正当化した。
侵攻当初、ロシア、ウクライナ両国による停戦協議も行われたが、合意は得られず、戦闘はまさに泥沼化の様相を呈している。
こうした世界状況の中、日本においては、「日本国憲法」のもと戦争放棄を定めた「平和主義」の見直しを求める声も高まりつつある。
「明治維新から太平洋戦争敗戦まで77年、敗戦から2022年まで77年」
本書の著者は、世界の動向を踏まえながら、2022年が歴史の大転換期として位置づけられるのではないか、と指摘する。
本書は、導入部としてロシアのウクライナ侵攻に触れつつ、「独裁者、謀略、裏切り」をキーワードに日本の近現代史の本質を鋭く抉ったものである。
-主な内容-
◆第1章「プーチンの背信」――ウクライナ侵攻の真相
◆第2章「ヒトラーの正体」――その栄光と末路
◆第3章「終戦・占領下の悲劇」――シベリヤ、そしてマッカーサー
◆第4章「指導者たちの真価」――歴史登場者の行方
◆終 章「裏切られた者たち」――戦争の実相と庶民の抵抗

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

金吾

24
プーチンの話は面白かったですが、やはり相変わらずの根拠を示さない自分の考えの連呼の部分もありました。ただ一つの見方として参考にはなります。2023/08/12

サラダボウル

19
2022年8月刊。題名や表紙は怖しいけれど、字が大きく一般の人が読みやすい文章で助かる。内容も、素人がわかるように説明してくれる。まずはウクライナ戦争。ロシアは20世紀の敗戦体験が希薄であったこと等を指摘。プーチンのスターリン志向、誤算、今後。ヒトラーについて。日本の戦時下、戦後のGHQ、また国民の動向等。読み進むにつれ、内容は多岐にわたっていく。軍を作れば軍人を育成する。軍人を育てるには時間と予算がいる。その軍人を失わせないため、ろくに訓練を受けない若者が優先的に特攻となった。戦争は人間性を失わせる。2022/10/30

すうさん

4
悪名高いスターリンを目指すリーダー、プーチンについての解説では、彼がソ連の崩壊を学ばず、反民主主義のリーダーとして世界を席捲しようとする過ちについて言及。第2章のヒトラー論では、日独伊三国同盟について語る。そこではヒトラーもムソリーニも同盟国の日本に全く興味がなかったことには驚かされた。確かに当時の日本のリーダー東条英機との写真などは一枚もない。世界が暗転する時には独裁者のリーダーが登場するが、日本の戦時下ではリーダーがいなくて個では責任をとらない軍部が国を導いたことを忘れてはならない。2026/04/05

mura

1
戦前生まれの保坂さん、終戦時は6歳だけど、もう戦争中のことを語れる人も少なくなってきた。こういう人たちがいなくなった後の日本の行く末が恐ろしい。以前は強い日本の復活を望んでていた自分だが、なんだか戦前の横暴な軍部の台頭する日本が本当に良かったのか疑問がでてきた。ただこの本でロシア悪、ウクライナ善と単純な分け方はそこらのステレオタイプの日本マスコミと同じなのは「あなたもか?」と思ってしまった。2022/11/24

Kiku

0
全体的に戦争に至る背景を色々な事象になぞらえて示している。ウクライナへのロシア侵略に端を発し、プーチンの思想、背後にあるスターリン独裁政権下の歴史、それと双璧をなすヒトラーの思考回路、日本を第二次世界大戦に導いた軍人の振る舞いを解説している。この本の出版後にイスラエルのガザ侵攻が起きており、ますます歴史は繰り返させているとの思いが強くなった。2024/04/12

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