えほんはともだち<br> ぼくの村にサーカスがきた

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えほんはともだち
ぼくの村にサーカスがきた

  • 著者名:小林豊【作・絵】
  • 価格 ¥2,750(本体¥2,500)
  • ポプラ社(2022/09発売)
  • 2025→2026年!Kinoppy電子書籍・電子洋書全点ポイント30倍キャンペーン(~1/1)
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  • ISBN:9784591052068

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内容説明

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戦争のつづくアフガニスタンの小さな村にも、秋の訪れとともにサーカスの一団がやってきました。生きることのすばらしさを描く絵本。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

KAZOO

126
「せかいいちうつくしい僕の村」の作者さんの続きのような絵本です。前作は青系統の色でしたが近作は黄色と赤系統の色彩でうまく描き分けておられる気がしました。これは海外のある村での出来事でしょうが日本でもこのような感じのことがむかしはあったような気がしています。素朴な感じの絵で心になにか残るものを与えてくれます。2018/05/08

KEI

52
アフガニスタンを度々訪れた小林豊さんの絵本。「せかいいちうつくしいぼくの村」の続編。ヤモの暮らすアフガニスタンのバグマン村も実りの秋を迎え、大人も子供も総出で収穫に精を出します。遠くに聞こえる大砲の音、そんな村にもサーカスがやって来て村中で楽しむ穏やかな時間。そして来年の豊作を期待出来る初雪が降って子供達は喜びます。そして最後のページは前作と同様です。「つらい、ふゆのあと、かならず はるがくるように、バグマンの村は みんなのかえりを じっとまっています。」 戦争の惨さを穏やかな絵が伝えてくれます。良本。2018/04/25

♪みどりpiyopiyo♪

51
あきに なりました。パグマンの村に まちにまった サーカスが やってきました。■『せかいいちうつくしいぼくの村』に続く、パグマンの村の物語を読みました。■日常の楽しみのほかにも、こうやって特別な日の楽しみもあって、読んでいて何だかウキウキしちゃいます。サーカスや遊園地ではしゃぐ子供たちは、いつの時代のどこの国でも一緒ですね。■シリー3作 多くの人に読んでほしいです。(1996年)(→続2019/05/10

papapapapal

45
アフガニスタンの小さな村、パグマンに、待ちに待ったサーカスがやって来る。楽しい出店、遊具、そして曲芸!子どもも大人も日常を忘れて大はしゃぎ。「ぼくたちの村はせかいいちだ!」 やがて雪が降り、来年の豊作を楽しみに待つ人々。日常を生きる喜びを身体いっぱいに感じて読み進めたラストページ。…凍りついた。戦争など遠い昔の出来事だと思っている子どもたちに是非、読み聞かせたい。2019/09/08

chiaki

43
読み飛ばしてたシリーズ2作目をやっと読めました。パグマンの村にサーカスがやって来る…それは村の子どもたちにとって希望そのもの。日常を忘れさせるそのひとときに、このあとに訪れる結末を誰が予想しただろうか。大切な友人ミラドーの輝かしい未来を喜ぶヤモだが、どんなにか心細い想いをしたことだろう…。シリーズ3作読み通して、静かな余韻とともに心に残る絵本だった。高学年さんに紹介したい。2021/01/22

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