内容説明
猫をテーマにした、ちょっと小粋な新聞『ねこ新聞』。夫婦二人だけでスタートした新聞だが、2022年7月号で創刊28周年を迎えた。
その名の通り、詩やエッセイ、俳句、絵画、写真など、紙面の隅から隅まですべて猫にかかわるものだけが掲載されている。同紙において『「ねこ新聞」のあゆみと猫のはからい』と題して、副編集長の原口美智代が連載するエッセイコラムをまとめた1冊。
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<推薦コメント>
妻はいつも、微笑みながら涙を流している。
襲いかかる試練の数々。
猫神様たちが夫妻を守り、妻はそれに応え続ける。
本物の強さというのは、こういうことなのだと思う。
小池真理子(作家)
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2014年、『ねこ新聞』創刊20周年を無事に迎えられたことに感謝し、また障害者となり苦しみながらも『ねこ新聞』が生きがいと頑張っている主人の編集長・原口綠郎と、その2年後の200号記念を揃って迎えたいとの願いを込めて、創刊からの「あゆみ」を思い出すまま、みなさまにお伝えしていくことが、〝猫のご縁?を深め〝富国強猫?を未来へつなげる絆になるのでは……と考えるようになりました。
そして、「『ねこ新聞』のあゆみと猫のはからい」と題して書き始めたのでした
(「はじめに」より抜粋)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
こまり
24
登録したけど画像が出てこない。出版された本の題名も微妙に違ってたり…。 月刊「ねこ新聞」の存在を初めて知った。途中休みがありつつも今年の7月で創刊28周年とのこと。絵も文章もとてもこだわりを持って作られてきた様子が詳しく語られている。創刊時に司馬遼太郎から「とても面白いことを始めたね。これは良い新聞だと思うよ」という手紙を貰ったとのこと。数々の猫好き著名人が寄稿している。モットーは「富国強猫」ー猫がゆったりと眠りながら暮らせる国は心が富む国ー。創刊号から読んでみたくなった😺2022/11/26