内容説明
コロナ禍により、企業のテレワーク導入が進んだことで、小田原市でも2020年6月から転入者が転出者を上回る転入超過という奇跡が起きている。一方で、北条氏の城下町として豊かな文化や芸術を生み出してきたが、その活動が休止を余儀なくされ危機を迎えている。文化や芸術は、一度絶えればもう取り返しがつかない。いったん止めて、また数年後に復活させようと考えても、その作業は非常に困難なものである。これは、全国の都市にも言えることだ。小田原だけでなく、日本中の文化や芸術が危機にさらされているのだ。そこで、著者はSDGsを軸にしたまちおこし作戦を展開、小田原の政官財民を巻き込んでの総力戦を始めた。本書は、すべての都市の目標ともいえるSDGsとまちおこしを結び付けるユニークな取り組みを描いた実践的な教科書である。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Humbaba
1
そこに住んでいる人が認識しているかはともかく、それぞれの地域にはそれぞれの魅力がある。ただし、それは都会のものと比べれば残念ながらわかりやすいものではない。だからこそいろいろな立場の人が、自分たちの魅力を上手に発信していくことが大切になる。そうすることで自分たちにも再発見があり、地域としても活性化していき、それがまた新しい流れを呼ぶことにもつながる。2023/10/23
Humbaba
0
自分の住んでいるところについて悪いところや足りないところを探せばそれはいくらでも見つかるだろう。それを知ると、まるで自分の土地は問題だらけのように感じられるかもしれない。しかし、反対に良いところを探してみた場合にも意外とたくさんの良いところが見つかってくれる。自分の中では当たり前と思っていることでもよく考えてみれば魅力はある。そのような魅力を集めて発信することで街はより活気づいていく。2025/11/07
まきお
0
もとソニーの役員でビデオカメラやVAIOの開発に関わった蓑宮さん著。ソニー退職後、小田原の活性化にものすごいパワーで関わってきた。スケールがでかい!2022/11/30
茶屋博紀
0
政治家が書いた本かと思った。2022/10/12
-
- 電子書籍
- 捨てられた聖女は最強王子と暴君魔王に愛…
-
- 電子書籍
- 最後の竜騎士の英雄譚 パンジャール猟兵…
-
- 電子書籍
- ルアーマガジン2020年11月号
-
- 電子書籍
- 「愉快な人生」を生きる
-
- 電子書籍
- サンデー毎日2015年6/21号




