ファン文庫Tears<br> この星で君と生きるための幾億の理由

個数:1
紙書籍版価格
¥748
  • 電子書籍
  • Reader

ファン文庫Tears
この星で君と生きるための幾億の理由

  • 著者名:青海野灰/ふすい
  • 価格 ¥748(本体¥680)
  • マイナビ出版(2022/09発売)
  • ポイント 6pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784839980856

ファイル: /

内容説明

かつてある約束をした女の子がいた。 僕はその約束だけを心のよすがにして生きてきた。

ファン文庫Tears、長編小説第2弾

綾崎隼氏推薦
「大人になると忘れてしまうもの。
大人になると見失ってしまうもの。
青海野灰が描く純度の高い物語は、
僕らが手放したものを、いつも思い出させてくれます。
時に。苦しくなるほどに。鮮やかに。」


【あらすじ】
高校二年生の漣(れん)は、父の転勤の都合で転校してきたばかりだが、クラスメイトと交流する気は一切ない。漣はある女の子との約束だけを心のよすがにして生きている。ある日の授業中、机の中に見覚えのない一冊のノートが入っているのに気付く。中身を確認しようと開くと、その瞬間目に飛び込んできたのは、「遺書」という文字だった。漣はノートの向こう側にいる誰かを救うため、シャーペンを手に取る……。

ファン文庫Tears、長編小説第2弾

綾崎隼氏推薦
「大人になると忘れてしまうもの。
大人になると見失ってしまうもの。
青海野灰が描く純度の高い物語は、
僕らが手放したものを、いつも思い出させてくれます。
時に。苦しくなるほどに。鮮やかに。」


【あらすじ】
高校二年生の漣(れん)は、父の転勤の都合で転校してきたばかりだが、クラスメイトと交流する気は一切ない。漣はある女の子との約束だけを心のよすがにして生きている。ある日の授業中、机の中に見覚えのない一冊のノートが入っているのに気付く。中身を確認しようと開くと、その瞬間目に飛び込んできたのは、「遺書」という文字だった。漣はノートの向こう側にいる誰かを救うため、シャーペンを手に取る……。

一話 命の天秤
二話 暁の猫
三話 沢山の小さな想い出
四話 君のいない現在
五話 僕たちの夏
六話 友達でいて
七話 久しぶりだね
八話 夜に落ちる
九話 手紙
エピローグ 君と生きる幾億の理由

■著者
青海野灰(あおみの・はい)
新潟県出身・千葉県在住。『逢う日、花咲く。』で第25回電撃小説大賞《選考委員奨励賞》を受賞し同作でデビュー。繊細で丁寧な筆致は、選考委員からも高い評価を受ける。
著書に『世界の終わりとヒマワリとゼファー』(パレード)、『君を、死んでも忘れない。』、『明けない夜のフラグメンツ あの日言えなかったさよならを、君に』(いずれもメディアワークス文庫)など。

■イラストレーター
ふすい

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

Peter Rabbit@ポプちゃん大好きです

29
《あらすじ・感想》「一緒に死のう」かつて約束した女の子がいた。高校二年生の漣は、父の転勤の都合で転校してきたばかりだがクラスに馴染む気は一切ない。かつてした約束だけを心の支えにして生きている漣はある日一冊のノートを見つける。そのノートの表紙にはただ一言だけ書かれていた。遺書。ノートの向こう側の人を救うため漣はシャーペンを動かした__。途中から薄々結末に気付いたと思いきや違っての繰り返しでとても面白かった。でもやっぱり感動した。そういうことだったのか。気付いた時には涙が止まらなかった。是非一度読んでみては?2022/12/13

色素薄い系

4
面白かったです。生きる理由というより死なない理由なんてとても単純な物でいいんじゃないかなという事が描かれていたように思う。かつて交わした約束がお互いの楔となっていて2人をずっと生かし続けていたけど、その彼らの考え方を変えたのは生きていられない理由がある人物。ノートの持ち主が実はこの子だった場合のパターンもちょっと読んでみたかった気がする。2022/09/22

まめもやし3

1
めそめそと泣く高校生たち。本当にツラいのは井澄さん。毎晩殴る父親と子どもに無関心ながらもお金はくれる父親。死ぬ死ぬ言ってないでもう高校生なんだから、生きる道を自分で見つけなよ。公的機関もございますよ。2022/10/30

もぐら

1
今作も泣きました。 過去の些細な出来事だったり、共に過ごした時間の中で、自分よりも大切になる人というのはいますよね。そういう繋がりが切れることの辛さと、また新たな繋がりが生まれることの愛しさを感じていました。 この星の、この世界は時に残酷で、人生は往々にして苦しいけれど、誰かのために生きること、誰かのおかげで生きようと思えること、そう思える人間の繋がりが温かいですし、私も好きです。 終盤の屋上のシーンはドキドキしましたし、主人公の想いのこもった叫びに、涙が流れました。2022/10/19

外部のウェブサイトに移動します

よろしければ下記URLをクリックしてください。

https://bookmeter.com/books/20098513
  • ご注意事項

最近チェックした商品