ケンエレブックス<br> Museum of Mom’s Art - 探すのをやめたときに見つかるもの

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ケンエレブックス
Museum of Mom’s Art - 探すのをやめたときに見つかるもの

  • 著者名:都築響一
  • 価格 ¥3,300(本体¥3,000)
  • クラーケン(2022/09発売)
  • ポイント 30pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784910315133

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内容説明

おかんアートは小さな知性への大きな一撃なのか!
どこにでもあって、だれからもリスペクトされることなく、作者本人もアートとはまったく思わず、売ったり買ったりもできず、しかしもらえることはよくあり、しかももらってもあまりうれしくない。ハイブロウでも、ローブロウですらない、ノーブロウの明るい衝撃。コンセプトでも反抗でもない「手を動かす純粋なよろこび」が君を微笑ませ、涙ぐませる。
そんな「おかんアート」をオールカラーで350点以上収録。軍手人形、リボン人形、折り紙手芸からチラシかごまで、可愛くて、懐かしくも新しい!?作品に加え、カリスマおかんアーティストの紹介や対談を収めた至極のおかんアート作品集。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

くさてる

21
可愛かったり面白かったりするそれ。自分で作りたくなったとき、作れるかもと思ったとき、誰かに作り方を教わるとき、自分で工夫をしてアレンジをしたとき、完成したとき、部屋の隅に飾るとき、だれかにプレゼントするとき、珍しく欲しがられたり喜んでもらえたとき。ささやかなあまりものや身近にある素材を使っての作業がもたらしたそんな瞬間が、これまでどれだけの女性たちの心を慰め、輝かせ、ひととひとをつなげたただろう。とくに、いまよりずっと女性が忙しくて、できることが限られていた昭和の時代に。2022/11/19

だだ子

1
こうして改めて見ると、おかんアートたちのなんと愛らしいことよ!(祖父母の家のTV台の上や飾り棚、いろんなところに潜んでいたなあ)去年の展覧会を見逃したこと、本当に悔やまれる。本文にある、おかんアートを評した言葉「プロのアート作品にもアウトサイダーアートにも存在しないオカンアートの破壊力」ほんと、それ!2023/02/09

umeboshi7

1
(図書館で借りた本) ★★★★★ 好きな作品が多くて楽しい本だった。筆者の文章もとてもよかった。さらには対談もよくて、刺激を受けた。 愛あふれる一冊といってもいいかも。おかんアートを作っている人達も、おかんアートが好きな人達も、みんな幸せそう。そういうの、いいなぁと思う。見てる方も幸せな気持ちになる。幸福の秘訣は、こういう形でも在るのだなと思った。 カラフルな毛糸のオタマジャクシみたいなのがあって、すごく可愛かった。作ってみたいなー。 2022/10/24

レンコン餅

0
芸術は、美術館に行かないと味わえないと思っていたら、おかんからアートを感じる画期的な写真集。布わらじは、実際に見たことがあるので、「あぁ懐かしいなぁ」という気持ちになった。2022/09/01

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