フットボール代表プレースタイル図鑑

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フットボール代表プレースタイル図鑑

  • 著者名:西部謙司
  • 価格 ¥1,881(本体¥1,710)
  • カンゼン(2022/09発売)
  • 紅葉きらめく!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~11/24)
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  • ISBN:9784862556608

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内容説明

ワールドカップ出場国+αの35カ国が実装する[流儀][個性][こだわり]の血統書

欧州の20クラブに宿るそれぞれの哲学を解剖した『フットボールクラブ哲学図鑑』の代表版!! 今作は各代表が表現する「プレースタイル」に焦点を当て、どのようにして現在のプレースタイルに辿り着いたのか、その変遷を辿る。2022年カタール・ワールドカップに出場する32カ国+イタリア、コロンビア、ウクライナを加えた全35カ国の「流儀・個性・こだわりの血統書」がここに。

【構成】
まえがき

代表地図

代表年表

「ワールドカップ優勝国」のプレースタイル
Iブラジル 美しさと芸術がもたらす理想と現実
IIドイツ 規律と自由の間で揺れ動く伝統
IIIフランス 多様性ならではの特徴がない特徴
IVアルゼンチン メノッティとビラルドの対極的シャッフル
Vウルグアイ 国情と符合する家族のような結束力
VIイングランド 自らも否定している異質すぎる「DNA」
VIIスペイン 尖鋭性が玉に瑕の早すぎる先駆者
VIIIイタリア 脱カテナッチョが推し進める第三形態

「ワールドカップ優勝未経験国」のプレースタイル
[グループA]
Iオランダ 個人主義がもたらす結束力の弱さ
IIカタール 「スペイン」という言語で多様なルーツを束ねる
IIIエクアドル 同じイエローの高地のコロンビア
IVセネガル ヨーロッパ型の組織力にメツが「尊重」を注入

[グループB]
Iイラン アジアを超越した別格の重量感
IIアメリカ 英国と北欧に近いハードワークと組織力
IIIウェールズ 強豪に与しやすい守備型イングランド

[グループC]
Iメキシコ 可変式がもたらすユーティリティ性
IIサウジアラビア 強度が足りないアジアのブラジル
IIIポーランド 劣勢耐性のある堅守速攻型

[グループD]
Iオーストラリア 常に先を見据えるアップデート力
IIデンマーク 先進性が生むハプニングへの強さ
IIIチュニジア フランス色の強い全方位型

[グループE]
I日本 勝利につながらないらしさとの葛藤
IIコスタリカ 中堅国が見習うべき弱者の戦法のお手本

[グループF]
Iベルギー 小国の知恵から生まれた例外的個性
IIクロアチア 数多くの職人を要する代表版レアル
IIIカナダ 多様的でも損なわれない英語圏らしい機能性
IVモロッコ フランスの影響を受ける技巧派の流れ

[グループG]
Iセルビア 自信過剰から来る集中力の危うさ
IIスイス 継続される手堅さと奔放さ
IIIカメルーン 欧州と南米にはない偶発的な魅力

[グループH]
Iポルトガル コントロールできつつある最高レベルの技術
II韓国 改革に抑えられるアドレナリンの発露
IIIガーナ ヨーロッパナイズされたソリッドな組織力

【番外編】
Iコロンビア 世界に例を見ない社会情勢との符合
IIウクライナ クラブからもたらされた基盤と原動力

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

chang_ume

7
えらく中途半端な内容で、現状の予想メンバー・フォーメーション図表がないなど編集的な不備も目立つ。そして著者の近年の仕事と同様に、微温的で読ませる勢いが乏しい。なにより肝心の各国・地域代表の歴史解説が通り一辺倒で、平凡な紹介記事に終始したのはいかがなものかと思う(このあたり、たとえば後藤健生氏の仕事とかなりの差がある)。国民性・人種といった用語の無邪気な使用も、サッカージャーナリストとしてまだこのレベルなのかと気分が沈む。西部さんは衰えたなあ。というか成長がないのか。それを決定づける一冊だった。残念です。2022/09/23

Yanabod

2
西部さんの最新刊。今回はワールドカップに出場する国のそれぞれフットボールのスタイル、歴史をコンパクトにまとめた内容となっています。わかりやすいイラスト、昔のフォーメーションなども挿入されており、すごく読みやすい内容になっています。今回も楽しかった!2022/09/25

zepe(第1刷発行)

0
グローバル化が進んで各国の特徴が丸くなってきたから、内容も丸くなってます2022/09/24

id:cinemac

0
各国代表の特徴を端的に説明してくれる図鑑スタイルのガイドブック。アメリカ・カナダ・メキシコ大会に向けて勉強のつもりで読みました。概ね自分の印象の再確認という感じでしたが、監督による戦略スタイルの変遷や、(この本はカタール大会直前に書かれたものですが)当時のFIFAランキングでベルギーが2位だったりと、意外と高いランキングなんだなという認識を新たにする国も多かったりして(現在はまた大分変わっていますが)、知識の整理としてはためになりました。2025/09/24

フリット

0
ワールドカップ後に読むと、答え合わせをしたような気分になった。予選を通過できたので、結果として日本の方向性は悪くなかったということかな。西部さんの著書は、マニアとしては読んで楽しい。懐かしい名前が出てくると嬉しくなる。2023/03/19

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