宝島社新書<br> 新宗教と政治と金

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宝島社新書
新宗教と政治と金

  • 著者名:島田裕巳【著】
  • 価格 ¥990(本体¥900)
  • 宝島社(2022/10発売)
  • 蝉しぐれそそぐ!Kinoppy 電子書籍・電子洋書 全点ポイント25倍キャンペーン(~8/3)
  • ポイント 225pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784299034922

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内容説明

日本中を震撼させた安倍晋三銃殺事件。背景には、容疑者の母が入信している旧統一教会の影響があるとされ、日本中が旧統一協会をはじめとした新宗教と政治との関係に注目しています。昭和中期以降は、統一協会ほか宗教右翼と自民党を中心とする保守勢力との関係が深まったことが明らかになりつつあり、また近年の政治問題の陰では、宗教右翼の暗躍がありました。本書は、宗教学者であり、政治と宗教の関係を追ってきた島田裕巳氏が、政治と新宗教と金の関係を浮き彫りにします。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

ヒデキ

44
元首相殺害で再度注目された新宗教を 新宗教研究では、この人しかいないと思われる島田さんが解説しています。 新しい信者を得ることが、難しくなっている新宗教は、より、今の信者の負担が、深く、大きくなってくると思えてしまいます。 新宗教や「革新」政党と本来なら庶民の味方になる存在が、その役目を果たせなくなっている状況を考えてしまいました2022/10/18

ヨーイチ

26
時節柄便乗本くさい。著者はオウム騒ぎの頃有名になって、口が滑ったかバッシングを受けたのでは無かったか。同世代として原理研:統一教会と民青の学内闘争あたりを知りたかった。自分の周りにはそう言う動きが無かったもので。闘争では民青の圧勝らしかった。勝共自体も胡散臭い。2022/12/05

Melody_Nelson

7
主に創価学会の歴史がメインで、他に生長の家、話題の統一教会などについて書かれていたが、自分としては少々物足りなかった。創価学会と公明党の成り立ちについては学べたが、時代にうまく乗った印象。宗教の問題はセンシティブゆえ難しいが、詐欺まがいの脅し(マインドコントロール)をしてでも献金させる行為がある以上、もっと考えてほしいと思う。2022/11/29

すうさん

4
昨年の亡くなった安倍首相の狙撃事件から、統一教会の問題が再び取りざたされるようになった。元々高額献金などの社会問題になっていたのだが曖昧になっていた。現政権は公明党との連立で自民党もおいそれと「宗教と政治」「宗教とお金」の問題は言い出せないのかもしれないが、連立相手の問題でなく、自民党内部や安倍首相や祖父の岸首相まで至る根深い問題だ。国家をまたがる根深い問題をどのように処理をして解決していく必要があるが、宗教学者ではなくマスコミが問題の論点をしっかりとらえなおしてタブーの問題に突き進んでほしいと思う。2023/02/02

みのにゃー

4
前書きに「戦後史、近代史がそこに影を落としている。その影を明らかに」とあったが、制度的なことだろうか。読み込みが足りないのかはっきりわからなかった。地方議員に幸福実現党の議員が存在するとか、意外と公明党は学会の為に存在していないとか、知らないこともたくさんあった。気になる統一教会と自民の関係は、さほどでも無いような書かれ方だった。火消し?無党派層と無宗教を自認する人達は、自分も含めて重なっている感じ。2023/01/20

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