内容説明
毎月12万9千円、払えますか――?
75歳を襲う「人生最大の災難」を乗り越えろ!
人気病院長がこっそり明かす、医療費の節約術&金をかけない健康維持術!
「もうお金がないので、退院させて!」
医療現場では毎日のように、患者さんからこの言葉を聞くそうです。
医療費の他に、食費、オムツ代・アメニティ代、ベッド代と、約13万円の出費が襲うからです。
備えあれば憂いなし。
本書では人気病院長が、入院のノウハウ、医療費の節約法、健康寿命を保つための最新情報をわかりやすく解説します。
・2022年10月より入院自己負担増の衝撃
・年金5万円でも入院治療が受けられる
・最後の奥の手は「世帯分離」
・マッチングの得意な医者を選べ
・入院費を無駄にしない入院先の決め方
・ローンで医療費を調達してはいけない
・「ぱぴぷぺぽ」が言いにくくなったら要注意! 等…
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
FOTD
18
「75歳以上の場合、入院費は月に最低12万9千円はかかる」という。後期高齢者の保険の自己負担率も2割に増額されたという。世帯分離して生活保護の認定が受けられたとしても、生きていけるのだろうか。金のかかる大病は前兆のうちに治したいものだし、病気にならずに健康寿命を伸ばしたい。後半は食事のこと、運動のことなどが記述されている。健康が一番ということ。2022/12/27
kaz
1
所得が不十分な場合の対応法の他、高齢者に向けた健康法のアドバイス等。制度などは変わり得るものなのでそのまま鵜呑みにはできないが、参考になる。図書館の内容紹介は『2022年10月より入院自己負担が2割に増え、75歳以上の場合、入院費は月に最低12万9千円に。人気病院長が、病の苦しみからの脱出方法や、病魔との戦いに大金を使い果たさない方法、金のかからない健康術などを紹介』。 2022/10/22
呑司 ゛クリケット“苅岡
0
医師が書いた老後の過ごし方の本。お金が無ければ、病院にもかかれない。薬ももらえず我慢の中死んで逝く人がどれだけいるのか分からないが、未だ脳が働く内に対応することは大事だと思う。著者は衣食住をもじり意食住を唱えているが、全ては分からないままにしている怠惰と国民教育すら面倒と思っている公僕の怠惰の結果が今の社会を作っている。健康と金と人間関係を満足するのには、確かにお金が大切だが、その前に、例えばエンディングノートを作るなど、意が在る内に動くことだと思う。2022/11/25