内容説明
国内外で高い評価を受ける唯一無二の怪奇派ロックバンド・人間椅子。長年バンドを牽引してきたフロントマンの和嶋慎治が、曲がりくねった人生を振り返った。下駄にモンペ姿でギターを背負った中学時代、初の自作曲「女なんて」を作曲した高校時代、人間椅子の結成、そして現在……。ロック界で異彩を放ち続ける“怪物”誕生の秘密を明かした、比類なき自伝エッセイ。みうらじゅん、じろう(シソンヌ)との特別対談も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
1959のコールマン
61
☆3.5。単行本が良かったので、文庫化でどのように変えてくるか期待したが、ハズレた。まず単行本にあった写真の数々が全部カット。それはいいのだが(良くない!)、写真に付け加えられていた文章が本文に無造作に付け加えられて、本文の良い流れがそのたびに途切れる。加えられたのは「文庫版あとがき」だけのようだ。まあこのあとがきの内容がそれなりに面白いのでファンの私としては合格点なのだが、もし全く読んだ事の無い人がいたら迷わず単行本の方をすすめる。2022/09/24
秋良
20
オズフェスに参戦した時、初めて人間椅子を観た。「何かやべーの出てきた。でも私が知らなかっただけで、きっと有名なんだろうな」と思っていた。その結成メンバーの自伝。まさかこれほど長く苦しい下積み時代を送っているとは思わなかった。努力すれば夢は叶う、というような明るい感じではなく、音楽を続けることが前世からの業によって決められた、逃れられない今世での苦行とも言える鬼気迫るものがある。そうでなきゃあんなヤバい演奏にはならないか。苦労することが美徳とは思わないけど、苦しまなきゃ見えない景色は確かにあると思う。2025/12/21
乃木ひかり
13
いろいろと考えさせられ勇気付けられる本だった。人には人として最低限必要な苦労の量があるという考え方は素晴らしいと思う。そしてあとがきがまた良い。最近刹那を生きているような、生き急ぐような人が増えてきている気がするがたまには立ち止まったり、遠周りをしながら自分の頭で考え自分に問う事が大切だと再確認できた。2023/03/13
はる
9
読友さんのレビューで食指。和嶋くん!石の上にも二十年か〜。高円寺と蚕糸の森公園とか、イカ天少し懐かしかった。BeginやたまやカブキロックスやGLAYなんかも参加してたんだ。へー!YouTube観ると、あれ、あのルックスに方言念仏みたいな歌い、なんか見たかも。”芸”は身を助すくの諺あるけど、捨てたら終いだもんね。捨てなかった。同時代では無いかもしれないが、久々リアル感読書だった。いちご白書あれは厭戦気分の浪漫に陥いり、西日の3畳一間に溶けてしまう。個々のアトム化が、なんと息苦しい時代を迎えたことか。2024/01/22
乙郎さん
7
ハードロックバンド人間椅子フロントマンの筆による自伝。歌詞から連想されるようなマニアックなレトリックは意外と少なく、内向的で厭世的な少年時代からバンドを組みバンドブームという青春時代を経て鬱屈した中年時代に至り、成功を掴むまでのストーリーは、最後には希望に満ちた言葉が綴られる。しかしながら、前言撤回。これもやはり歌詞にも見られる人間椅子の一面なのだ。2024/01/30
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