内容説明
「中国」という日本にとっての最大の問題
戦中は拡大派と不拡大派が、戦後は北京派と台湾派が、現在は対中強硬派と経済優先派が激突。日本は「中国」とどう向き合ってきたか。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
fseigojp
13
新聞ジャーナリズムへの意義申立が文春の持ち味か2022/10/01
Hatann
9
文藝春秋の100年を振り返り日中関係の記事を拾い上げて読み解く。権力に忖度して発行部数を伸ばした新聞メディアや知識人・旧軍人のフィルターを通じた中国像を考察する。軍部に阿ってナショナリズムを煽り、北京に阿り現実に目を瞑った新聞メディアの歴史を描写する。日中関係に関する文藝春秋の記事紹介しながら、強国としての中国は現在初めて直面した存在なのか、台頭する中国との向き合い方は戦前から問われ続けたのではないかと着地する。1961年の記事にて台湾人は自らの問題を内政問題ではなく民族問題と捉えているとの指摘にも唸る。2023/01/01
おくてつ
4
『文藝春秋』の100年の記事から、日中関係を振り返るという建付け。上海に戻った時の機内のお供として読了。 戦前、戦中、戦後から、台湾問題まで。 毛沢東の手法に現政権を投影するから、中国国内で下手に読めないね。引っ越し荷物の通関で下手な指摘受けてもいけないので、読了後は同僚に寄贈して帰ってきました。 歴史は流転する。さて、この先どうなりますか。 2023/04/20
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