内容説明
七夕まつりで何十年も『枯れない笹』として元気な姿を見せてくれていた笹が枯れ始めた。
キッチンカーを運営する歩が残念な気持ちで見つめていると、突然笹の中から子ぎつねが現れ、ぷくぷくほっぺの幼児に変身した。
幼児がいうには笹は稲荷さまの住処で、七夕まつりの会場に飾られ、市民からの短冊の願いを叶えることによって枯れずにいたのだそうだ。
それが二年連続の中止で枯れ始めてしまったらしい。
子ぎつねは稲荷さまの眷属で、なんとかしようとして出てきたのだという。
子ぎつねのコン太とともに、笹が枯れないよう奮闘を始めた歩だったがーー!?
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
へへろ~本舗
6
カバー買い。けもみみ、しっぽのちみっこ子狐コン太。2022/06/23
あずとも
5
平塚を舞台にした人の優しさや人との繋がりが温かいファンタジー。稲荷様の眷属、可愛いコン太に癒されながら登場する美味しそうな料理とデザートが食べたくなり、高校生達のパワーに圧倒される。嫌な人が全く登場しないので安心して読める。2022/06/22
読書好き・本屋好き堂
4
七夕まつりで何十年も「枯れない笹」として元気な姿を見せていた笹が枯れ始めた😣キッチンカーを運営する歩が残念な気持ちで見ていると、突然子狐が現れ、耳としっぽのある男の子に😆 男の子は、「枯れない笹」は稲荷様の住処と言う😲 何とも驚きの展開と夢と愛に溢れる素敵なファンタジー✨🎋 稲荷様の眷属、コン太がとにかく可愛いくて、モフモフです💕 歩の作る料理とデザートがまた美味しそうで、食べたくなります😋 今年の七夕は何を祈ろうかな〜😊🎋2022/06/25