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内容説明
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「ジェンダー平等」が原理的に困難なスポーツにおいて、その限界がゆえにあぶり出される矛盾や齟齬がセクシュアリティやジェンダーの問題としてどのようにあらわれ、特に性的マイノリティをめぐってどのように変化しているのか。今後のスポーツ界のより本質的な多様さと共存に向けた可能性を考える。
日本の現状について、自らの体験を通じて語った下山田志帆氏、杉山文野氏、村上愛梨氏のインタビューを掲載!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
たろーたん
4
スポーツの公平性を改めて考えさせられる。IOC規定では、「女性→男性」は何の条件もなく出場できるが、「男性→女性」の場合は、宣言後に最低でも4年は性別の変更ができず、最初の競技会に先立つ少なくとも12ヶ月間、血清中の綜テストステロン濃度が10nmol/L未満であることを証明しなくてはならない。そして、遵守されなかった場合、12ヶ月間女子競技資格を失うとなっている。この男女の区分の理由を、筋肉や骨格等の体格の優位性を持ち出すのであれば、身長差や腕や足の長さの違いだって問題になるはずである。(続)2023/07/06
takao
3
ふむ2024/05/26
knuuyy
2
今回は主に5章を読んだ。あまりこの岡田桂という人のLGBTQへの態度を信用していないのだけれど、語り口はともかく(例えばソチ五輪後にIOCが性的指向を差別禁止項目に追加したことについて「迅速に対応」と書いているのにはドン引きした)、情報はまとまっていて読みやすいと感じた。 選手らへのインタビュー部分がスポーツ系の独特な文化、カミングアウトした選手とメディアの問題、メンズ文化など、うまく伝えてくるので、とりあえずそこだけ読んで残りは今度読む。2023/02/05
regacian
1
性的マイノリティに対する対応から、スポーツが持つシスジェンダー優位・ヘテロセクシュアル前提の構造を検討する、面白い切り口の書でした。イギリスのパブリックスクールでの活動を前身とするスポーツ発展の歴史を読み解き、女性の排除/分離や筋力重視や同性愛の排除がスポーツに埋め込まれる過程を振り返る1章は新鮮な驚きがあります。性的指向については理解が得られつつある一方、トランスジェンダーや性分化疾患の選手に関してはまだ道半ばであり、その経緯を振り返りつつ身体の公平性とは何かについて検討する5章が特に面白かったです。2024/11/30
Riko
1
図書館で借りた2022/11/19
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