文春e-book<br> 宿命 安倍晋三、安倍晋太郎、岸信介を語る

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文春e-book
宿命 安倍晋三、安倍晋太郎、岸信介を語る

  • 著者名:安倍洋子【著】
  • 価格 ¥1,700(本体¥1,546)
  • 文藝春秋(2022/09発売)
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  • ポイント 450pt (実際に付与されるポイントはご注文内容確認画面でご確認下さい)
  • ISBN:9784163916170

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内容説明

「五十五年の歳月を経て、父と同じように国家のために命を懸けようとする晋三の姿を見ていると、宿命のようなものを感じずにはおれませんでした」(本文より)

A級戦犯容疑から総理大臣に上りつめた父親は、「安保」に殉じた。
新聞記者から政界に転じた夫は、総理を目前に病に斃れた。
父親の遺志を継いだ息子は、二度、総理の座に就いた。
三代にわたる政治家について、娘、妻、母の立場から語る――。

※本書は、1992年に刊行された『わたしの安倍晋太郎~岸信介の娘として』に、月刊文藝春秋2016年6月号に掲載されたインタビュー「晋三は『宿命の子』です」を加えたものです。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。

いづむ

11
2022年9月30日の発行ですが、内容は1992年、2016年のインタビューをまとめたもの。政治家の回顧録は元々かなり好きですが、身近なご家族のインタビューや証言や著作も大好きです。著者の父である岸信介元総理の功績を振り返る箇所は期せずして安倍晋三元総理の功績と重なる部分が多く興味深いものでした。「宿命」という語は誇張でなく重く響きます。麻生和子さんの「父吉田茂」と並んで何度も読みたい1冊です。どちらも過不足ない自然な敬語・丁寧語表現が美しい日本語が印象的で、それだけでも一読の価値あり。2022/10/22

しびぞう

4
タイトルとは裏腹に驚くほど淡々とした内容だった。華麗なる一族の真っただ中で生きてきた女性の語りとは思えないほどの退屈さ、と言い切ってしまえるほどだ。それは視点を変えれば、これほどの人達に囲まれながらも己を失わずに生きたが故の語り口、と言える。相当ドラマティックな内容だというのに、全く自慢に聞こえないとも言える。おそらく洋子氏はこの華麗なる人たちをごくごくフツーの人とみなし、特別扱いなどしてこなかったのではなかろうか。その扱いこそが、この本の登場人物たちを伸ばした秘訣だったのではないかと考えた。2022/11/12

on_the_road1980

1
改めて安倍家岸家の生い立ちと今を洋子さんが語ってくれている。岸信介さんの凄さは言わずもがな、安倍晋太郎さんは外見しか知らなかったので裏側が、よくわかった。そして、晋三さんに続く。お兄さんの語る、安倍家の素顔にもあったけど、安倍晋三さんがどんな環境で育ち今に至るのか読んで腑に落ちた。安倍さん亡き後、サラブレッドは麻生さんくらいかと思うと寂しく思う。家族総出で日本に尽くしてくれた人、もう出てこないだろうなぁ。2022/09/28

kobayo

0
インタビューをまとめたもので父、夫の話が中心。華麗なる家系図に驚くばかり。2023/04/08

花陽(かよう)読書会

0
岸伸介の奥さんが書いた本。アメリカが何故に岸を重用したのか?を知りたくて読みました。2022/11/08

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