内容説明
「大佐に手紙は来ない」「純真なエレンディラと邪悪な祖母の信じがたくも痛ましい物語」など、世界文学最高峰が創りだした永遠の物語。著者の多面的な魅力を凝縮した新訳アンソロジー。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
六点
120
『大佐に手紙は来ない』『エレンディラ』などの中短編を集成したもの。ガルシア・マルケスの魅力が、それこそジュブナイル用のモノにも遺憾なく発揮されている。しかしラテンアメリカで最も有名に近い作家がこの程度の扱いであるのは寂しいと言わざるを得ない。2023/07/14
やいっち
71
大概の作品は規訳本で読んでる。実質再読だが新鮮な感覚。年代順になってるので作風の変化も楽しめるかも。大人の作品。どの作品もいいが、特に「純真なエレンディラと邪悪な祖母の信じがたくも痛ましい物語」が好み。2023/11/29
ω
56
こんなの平積みされてたら買うやろ〜📕😳ってレジ持って行ったら1320円たかっww 読了済みのエレンディラと幾つか被ってたみたいだけど全部忘れてたので楽しく読めた😹「大佐に手紙は来ない」「この町に泥棒はいない」大好きω2022/08/29
こばまり
53
ここに収録された作品は大概読んでいてハードカバーで所有しているのに、文庫を見かけうれしくなって買ってしまった。装丁もよい。2024/09/23
優希
51
面白かったです。多面的な魅力が凝縮されていルように感じました。それはまさにラテンアメリカ文学の魂と言っても良いでしょう。2023/07/14