核兵器をなくすと世界が決めた日

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核兵器をなくすと世界が決めた日

  • ISBN:9784272211272

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内容説明

核兵器禁止条約の誕生を描いた初めての絵本

すべての国が核兵器の保持や使用をしないと約束する核兵器禁止条約。
被爆者らの声と、市民の国際的な連帯が生んだ画期的条約の成り立ちを初めて絵本に。
ウクライナ危機で核戦争の脅威が深まる中、子どもたちに希望を伝えます。

推薦=サヘル・ローズさん(俳優)

※本書は固定型(フィックス型)の電子書籍です。冊子版に近い画面サイズ(タブレットやPC)での読書を推奨いたします。

※本書は、大月書店刊『核兵器をなくすと世界が決めた日』の電子書籍版です。

【著者】
川崎哲
(かわさき あきら)ICAN(核兵器廃絶国際キャンペーン)国際運営委員、2021年より会長。ピースボート共同代表、日本平和学会理事。著書に『核兵器はなくせる』(岩波ジュニア新書)、『核兵器 禁止から廃絶へ』(岩波ブックレット)ほか。

高橋真樹
(たかはし まさき)ノンフィクションライター。NGO スタッフ時代に世界各国で「ノーモア・ヒバクシャ展」を主催。著書に『日本のSDGs それってほんとにサステナブル?』(大月書店)、『こども気候変動アクション 30 未来のためにできること』(かもがわ出版)ほか多数。https://t-masaki.com

岩﨑由美子
(いわさき ゆみこ)原爆の図丸木美術館 国際コーディネーター。ピースボートの「ヒバクシャ地球一周 証言の航海」で世界各地で被爆者の証言会に携わる。現在は広島県とICAN が開講する「広島- ICAN アカデミー」のコーディネーターなど、さまざまな形でICANの活動に関わる。

TOTO
(Mar a Antonia P rez Mej a)デザイナー、イラストレーター、アクティビスト。コロンビア在住。ピースボート、ICAN など国際的な平和教育プログラムや、アートで社会変革をめざすプロジェクトに携わり、世界各地で活動している。https://tototraveler.wixsite.com/mariaaperez

目次

核兵器をなくすと世界が決めた日

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

k sato

25
核兵器のない2045年!原子爆弾の被害を受けたのは、広島・長崎だけではありませんでした。ビキニ環礁水爆実験、秘密裏の核実験、ウラン採掘、核のゴミ問題など、世界全体にその被害が及んでいる事を、この絵本で知りました。その核を廃絶しようとする動きが起こり、2021年50か国が参加し、国際条約「核兵器禁止条約」が発効されたのです。しかし、核保有国および日本は参加を表明していません。日本は米国の庇護下にあるといえども、条約参加により世界を変える原動力になるでしょう。世界の矛盾に異議を唱える日本でありたいです。2023/08/06

おはなし会 芽ぶっく 

19
英文併記の絵本。見返しに「各国の核兵器保有数」があり、その多さに驚いた。現在核兵器保有第1位のロシア、万が一を考えたくない。広島・長崎の原爆被害、第5福竜丸の水爆被害など取り上げ分かりやすく核兵器禁止条約について書かれている。被害にあった国の人々だけでなく、誰もが必要のないものと知っているのに持ち続けている人々。あとがきの川崎哲さんの言葉もしっかり読んで伝えたい大切なことです。2022/09/11

ほんわか・かめ

17
冒頭の核兵器保有国マップに慄く。《いま世界には1万発以上のも核兵器があって、地球をまるごと何回も壊せる》《核兵器があれば、自分の国を守れる》《もし核戦争が起きたら、どの国も助からないのに。ミサイルを向け合うことで安全なんて、おかしい》核を持ち続けることを選択する国(のリーダー)は恥を晒していることに気づくべきだ。2022/10/31

Cinejazz

13
「いま世界には1万発以上のも核兵器があって、地球をまるごと何回も壊せるんだって」「どうして、そこまでして核兵器を造るの?」「だって、核兵器があれば、自分の国を守れるだろ」「もし核戦争が起きたら、どの国も助からないのに。ミサイルを向け合うことで安全なんて、おかしいよ!」・・・国連総会で2021年に国際法となった<核兵器禁止条約>の意義と必要性について、英文併記で子どもたちに説いた絵本。 〝核の傘〟で守られている被爆国・日本の苦しい立場が解消される恒久平和への道が、夢・まぼろしに終わってはならないと・・・。2022/10/13

けいねこ

10
世界には理解できないことがいろいろあるけれど、核兵器を持ち続けようとすることも、理解できないことのひとつだ。どうして、核兵器を持っていれば、自分を守れると思うのだろう。いうでもなく、日本政府が核兵器にしがみつき続けることは、もっと理解できない。放射線障害に苦しむ人にお金を出し惜しむくせに、そういう人を今後も出すことになる核兵器には賛成するのだ。それより外交力を磨いて、世界の平和に尽くしてほしい。それを願うから、私は選挙に行くよ。2022/10/17

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