内容説明
古都京都の中で、
竜は静かに
淵に潜んでいた。
いつか天に昇る日が
来ることを
心に誓いながら……。
人生の岐路に立った
主人公・鏡川竜二が、
自分を見つめ直し、
信念と努力によって
たくましく成長していく。
美しい京都の自然風物と
ともに描かれる人情や、
青春期の苦悩と葛藤。
時代をこえて共感を呼ぶ、
人生の教訓に満ちた物語。
【『小説 竹の子の時代』
『小説 若竹の時代』につづく
待望の書き下ろし教養小説】
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
huchang
1
実家の近所のおばさん→妹→で押し付けられた本第3弾。セリフがト書き形式なのなんで?文章うまい取り巻きいたやろうに、全部自分で書いてるのこういうとこだけ律儀でちょっと笑う。 2023/04/06
はぴふる
1
書籍名に地名が出てくるのは珍しい。 第二の故郷。 そういう意味でも永遠2022/09/15
れると
0
(※私は信者ではありません。)1975年、徳島一高から東大文一を受けて落ちた鏡川竜二は、京大生の兄・修一と同じところに下宿し、駿台予備校に通う。自伝的小説らしい。字が大きくて速く読めるけど、意外と(分量が少ないわりに)具体的だった。勉強生活や予備校などについて。2024/04/05
つるつるかめかめ
0
涙なく読めない2022/09/11