内容説明
美人画の大家として知られ、今なお人気の高い日本画家・上村松園の随筆集。付録に鏑木清方や井上靖ら同時代人による松園評も収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らむだ
2
画家・上村松園の随筆集。付録に鏑木清方、与謝野晶子、長谷川時雨、井上靖、円地文子らの上村松園評。2023/02/18
ソフィ
0
本当は『全随筆集』のほうを探したのだけど入手できなかったのでまずはこちら。一点一点そこまで時間をかけていたのかと驚いた。本当に筋が通っているし、シングルマザーであったこともそうとう中傷を受けただろうに、まったく触れらていない。立派だ。2025/06/01
狐
0
上村松園の明治から昭和にかけての随筆と、鏑木清方や与謝野晶子、井上靖らが松園について綴った付録部分からなる。松園の随筆中で印象的だったのは、幾度も祇園祭の写生を語っていたことだ。それが彼女の画を形作ったのだという意識があったのだろう。また、絵の中では特に目を意識していたらしい。上村松園の作品を見る際も目に着目してみたい。2024/02/02
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