- ホーム
- > 電子書籍
- > 教養文庫・新書・選書
内容説明
日本の近代化と産業の発展を担ってきた鉄道は、2022年10月14日で開業から150年を迎える。その150年の歴史を振り返る。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
skunk_c
59
長く横浜に住んでいるので、昔の桜木町駅にあったエドモンド・モレルの胸像(だったか)で1872年はすごく意識している。そんな秋に鉄道大好きなライターが、その知識を遺憾なく発揮しているのが本書だ。時系列の歴史叙述ではなく、蒸気機関車、新幹線、特急、寝台車、私鉄、そして豪華列車など、テーマを決めてその今昔を語っている。この50年くらいの話が多いのは、著者のリアルな体験がそうさせているのだろう。一番嬉しかったのは、全国の多くの鉄道博物館が紹介されているところ。いくつか行きたいところが出来た。それも鉄道で!2022/10/27
Mariko
2
2022年、日本の鉄道開業150年と知って読んでみた。 蒸気機関車から始まり列車の種類や変化、ダイヤ改正、切符の変化、廃線やこれからの鉄道などなど150年の流れがわかりやすく。明治から今日までものすごいスピードで進化したんだなぁと驚いた。その間に色々な物語があったと想像できるので、今度はそういう本も読んでみたい。
kaz
1
鉄道開業以来の車両や時刻表、観光列車、切符等の変遷、路線や寝台特急列車の栄枯盛衰等。図書館の内容紹介は『日本初の鉄道が開業してから150年。これまで飛躍的に発展してきた鉄道だが、近年は赤字路線の廃止が相次いでいる。150年の歴史をおもなトピックで振り返り、最先端の車両や新たな路線計画にも触れる』。 2023/06/10
Takashi Araki
1
岐路に立つにっぽんの鉄道はどこへ向かうのか。2023/05/06
かわくん
1
黎明期から現在までの日本の鉄道について概観した書。ただ、年代を追って書き連ねるのではなく、蒸気機関車、高速鉄道、そして鉄道ミュージアムやきっぷ、ダイヤ改正など章ごとにテーマを決めてあり、それぞれ興味深く読んだ。本当の鉄道ファンなら少し物足りないかもしれないが、私ぐらいの浅い鉄ちゃんには読みやすい。2022/11/08