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内容説明
2021年7月、日本マクドナルドは創業50周年を迎えた。外食産業のトップとして業界をリードし、コロナ禍においても全店舗売上高、営業利益ともに過去最高を更新。一見、順風満帆に見えるが、半世紀の歴史は決して平易なものではなかった。失敗、挫折、そしてブランドイメージが失墜する出来事。だが、そのような経営危機に見舞われながらも、時代に応じてビジネスモデルを果敢に変化させて蘇ったその舞台裏に迫る。復活のキーワードは、チャレンジ、前進、進化だ。全社挙げてお客様第一主義を貫き、QSC&V(Quality、Service、Cleanliness&Value)を徹底し、進化を模索して挑戦し続けた取り組みの集積が、類いまれな強さを形成している。マクドナルドはいかにしてイノベーションを創出し、度重なる危機を乗り越えたのか。本書はその歩みを明らかにする。
目次
はじめに
第1部 変化を重ねた50年の歴史編
第1章 マクドナルド・ビジネス50年の歩み
◆インタビュー この50年、成長を重ねてきたイノベーター 一橋大学 名誉教授 米倉誠一郎氏
第2部 変わらない経営理念編
第2章 日本マクドナルドの50年を支えたグローバル理念
◆インタビュー エンゲージメントが高い組織をつくる「マクドナルドの教育」 立教大学経営学部 教授 中原 淳氏
第3章 マクドナルドを支える「3本脚の椅子」
第4章 マクドナルドが向き合う社会課題と未来
おわりに
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
confusion_regret_temptation
30
少々手前味噌な感も無きにしもあらずだが、日本マクドナルドが大切にしていることを丁寧に説明してくれた。とりたてて大ファンというわけではないが、他のハンバーガーチェーンと比較しても抜きん出ていると思える要因を理解できた。良かったです。2022/12/21
Mik.Vicky
7
マック以外のハンバーガーチェーン店、何とかやれていそうなのはモスだけで、あとは壊滅状態のような気がする。マックよりモスの方がおいしいと多くの人が言うにもかかわらず・・・その理由が少し垣間見えた気がする。 私が携わっている業界に役に立つことも少なからずあった。しっかり頭の中に入れておこう。2022/10/27
nobu23
6
日本マクドナルドの50年の歩みを振り返る本。 日本におけるマクドナルドの歴史をわかりやすく知ることができた。 マクドナルド自体が出した本なので、ドロドロした話とかそういったものはないが、右肩下がりの不遇の時代に関してもある程度言及されている。2022/10/02
きゅー
4
日本マクドナルド50周年を迎えたこと受け、マクドナルドが書くマクドナルドの歴史。それはとりも直さず徹底的な合理化とシステム化の歴史とも言える。それを支えるのが綿密な市場調査とカスタマーの声を取り上げるレスポンスの良さ。 それらが機能しているから2010年代の異物混入事件で売上が低迷しても、そこから這い上がれる。ところで、本書を読むまでマクドナルドは直営で稼いでいると勘違いしていた。かつてはそうだったが、2010年からフランチャイズが増加し、今では75%がフランチャイズになっている。2024/10/10
スパナ
2
マクドナルドの日本オープンから今までの50年の歩みをまとめた本。学生時代から今までのマックと自分を思い出して懐かしかったけど、ビジネス本というよりはマクドナルドの記念誌のような本でした。 でも、失敗を繰り返した低迷期の話には学ぶこところがあった。2022/11/25
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