内容説明
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臨床心理の研究において一番のポイントとなるのは、「事例研究・事例報告」であり、その意味・方法・進め方について、基本的なところから系統的に振り返ろうという手引書。基本的な概念から倫理、具体的な進め方のマニュアル、そして発展と応用まで、わかりやすく一冊の本にまとめる。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ひろか
7
今更ではありますが、勉強になりました2024/05/06
いとう
4
心理臨床の(事例報告・症例報告ではなく)事例研究が、医学の症例報告と、質的研究法とどう違うのかを知りたくて購入。概ね次のように考えた。【目的】(質)が現象の意味や人々の経験・価値観・文化の理解出るのに対し、(事)は特定の「事例」を深く、詳細に理解する。【対象数】(質)が複数の参加者・小規模状況であるのに対し、(事)が1つまたは少数の「事例」(個人、組織、出来事など)。【焦点】(質)が共通のパターンやテーマの抽出であるのに対し、(事)特定事例の文脈・経緯・複雑性の解明である。2025/04/25
hideko
0
具体的で解りやすく解説してあります。2017/02/07