内容説明
近代戦争の性質について、歴史学、政治学、経済学、神学、心理学などさまざまな観点から考察した入門書。近代戦争の定義から、戦争の原因、人々が戦う理由、戦争終結に至る経緯、戦争の遺産まで多角的に検証。近代戦争の起源と展開、戦争のダイナミクス、現在の動向がわかる1冊。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
岡本 正行
19
読んでいる最中に、ロシアのウクライナ侵攻が始まった。戦争自体は、当然、恐怖と嫌悪そのものではある。半面、戦争映画は、大好きである。スリル、迫力、怖いもの見たさ、死をと直面している人間の超真剣さが感じられる、戦争が、人類の歴史の重要な場面を占めているのは事実で、政治や経済と同等、あるいは、それ以上の存在感を持っている。わが国の憲法は、交戦権を否定している。それは、日本国民の総意なのか、一度でも二度でも、みんな戦争を考えてみるべきであろう。過去の歴史において、明治以降の戦争以外でも、海外諸国と戦争をしている2022/03/03
スプリント
7
大量の人的リソースと物量を投入する戦争だけでなくテロについても触れられています。2021/06/05
やご
2
同シリーズ、4冊め。著者は北アイルランド出身の歴史・政治学者です。実質150ページとこのシリーズの他書同様、文章量は少ない本ですが、読みにくい。文章自体が読みにくい文体ということもありますし、まず「近代戦争」の定義から始まるのですが、予想されるようにそれがまず簡単ではないということもあり(定義しにくい概念であると提示することにも意味があるとは思いますが)、それに引きづられるかのように後続の章も明快さを欠く印象になっています。(続く)→ https://gok.0j0.jp/nissi/1410.htm2023/05/05
Go Extreme
0
近代戦争:ナショナリズムと近代戦争 近代戦争の諸段階 ナショナリズム:国民的共同体 国民主義的な闘争 国民的主権という権力 戦争の正当化 その他の原因:国際関係 宗教と戦争 世俗的・経済的誘因 戦争の多様性と人の性 人々が戦う理由:重層的な動機 戦争の終結 戦争の防止:戦争の抑制 理想と現実 戦争の恐怖 暴力の程度 戦争の多様な経験 戦争の遺産:破壊 政治的影響 脱植民地化 戦争の記憶 戦争の道徳性 テロ対策の歴史的フレームワーク:インテリジェンス 民主的な司法手続き 安全保障措置の調整 戦争とテロリズム2020/12/13
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