内容説明
50ヵ国以上が参戦、1億1000万人以上が動員された第二次世界大戦。世界に未曾有の惨禍をもたらした戦争は、いかにして始まり、いかなる経緯を辿ったのか。戦後、世界はどう変わったのか。本書では、第一次世界大戦の講和会議から太平洋戦争の終結まで、各国の外交活動および主要な戦域における各軍の行動を解説する。各戦域の布陣と展開を詳細に示した地図多数を収録。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
センケイ (線形)
9
改めて読んでみると大事なことでも知らなかったことが多く、これも良い読書体験になった。政治面や技術面、医療面、その後の帰結、あるいは知っていた以上に残酷な局面の数々など、様々な観点から、しかも各地域、各時期ごとの推移を総覧できたのがありがたかった。各国の政治的決定も単純なものではなく、なぜあのときあの国はああ動いたのか、その動きの何が決定的だったのかという絡み合う流れは、大変読み応えがあり、かつそれだけでなく、こんにちや以降のことを考える上でも価値の多い知識を、多分に含んでいるように思う。2020/08/31
やご
2
同シリーズ、2冊め。著者は外交史・軍事史の研究者で、第二次世界大戦前のドイツ生まれのユダヤ系アメリカ人。本作以前に大部の第二次世界大戦通史を上梓しており、本作はそれをもとに書かれた入門者向けの概説書ということになります。原著の出版は2014年。1冊めの『軍事戦略入門』もそうでしたが、本作も索引含めて200ページ以下と、扱っている主題の大きさからするとずいぶん薄い本です(シリーズ他の本もみな200ページ前後で、そういう刊行方針らしい)。→ https://gok.0j0.jp/nissi/1342.htm2022/11/20
石田理輝
1
大まかな第二次世界大戦の流れが詰まっている。地図が少し見にくかったが、全体的には分かりやすい。ドイツのポーランド侵攻に始まり、西欧のソ連・ドイツによる支配、ドイツの欧州支配、中東・アフリカでの戦線拡大、イギリスの抵抗、ドイツのソ連侵攻、アメリカの参戦などなど。参考文献も豊富である、2022/02/16
鈴木
0
ユダヤ系ドイツ人の著者が書いた第二次世界大戦史。大元はオックスフォードのVery short Introductionシリーズらしい。 シンプルながらもかなり広範な内容なので、うまくまとめられないものの、チェコスロバキア〜ノルウェー攻撃から、日本の停戦までをわかりやすく扱っている。 個別に語られがちな東部戦線、アフリカ戦線、西部戦線、そしてアジア•太平洋での戦いを、できるだけ有機的に結合させ、「世界大戦」として描こうとしている点が印象的だった。 ただ、やはり太平洋での戦い、特に海戦の扱いは少し軽かった。2025/11/16




