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内容説明
<<ウクライナ危機が浮き彫りにする飢餓の構図>>
■肥沃な土壌「チェルノーゼム」(黒土)が広がり、世界的な穀倉地帯を抱えるウクライナ。広大な農地を抱え、農産物の増産に力を入れてきたロシア。両国は近年、安価な穀物の輸出をとおして、アフリカやアジアの途上国を中心に数億人の食料を支えてきた。しかし、ロシアによるウクライナ侵攻により「世界のパンかご」とも呼ばれる豊穣な地域は破壊され、世界の食料事情は一変しつつある。世界食糧計画(WFP)によれば、アフリカ北東部では干ばつが続き、深刻な食糧難に直面する人は2200万人に達する。さらに危機は拡大すると予測されている。
■著者は世界の食料の危機的状況が、両国の戦争状態解消によってすぐに正常化するとは考えていない。世界の食料生産は構造的な問題を孕んでいるからだ。原油価格の高騰やバイオ燃料の増加、大国による穀物の低価格輸出、地球温暖化と異常気象、新興国での食肉消費の増加など、解決が困難な問題が山積している。
■足元では、化学肥料の流通減と大幅値上げによって使用の抑制が広がり、来年以降の収穫減が見込まれる。気候変動などの中長期的問題に戦争の災禍が加わり、世界の食料生産は複合危機に陥る可能性が高まっている。本書は、こうした飢餓の解決を阻む構造的な問題を徹底解説するとともに、日本の食料安全保障にも言及した必読の1冊。
【目次】
第1章 侵略された「世界のパンかご」
第2章 食肉の消費拡大が飢餓を生む
第3章 地球温暖化がもたらすもう一つの危機
第4章 食料か、燃料か
第5章 飢餓を招く大国の論理
第6章 化学肥料の争奪
第7章 日本の食料安全保障
目次
第1章 侵略された「世界のパンかご」――悲劇の種は世界へ蒔かれた
第2章 食肉の消費拡大が飢餓を生む――主食穀物を圧迫する畜産の飼料
第3章 地球温暖化がもたらすもう一つの危機――農業は加害者であり被害者
第4章 食料か、燃料か――バイオ燃料が生み出した新たな農産物争奪戦
第5章 飢餓を招く大国の論理――アフリカ農業を壊した米欧の穀物戦略
第6章 化学肥料の争奪――膨大な人口を支える工業化された農業
第7章 日本の食料安全保障――世界との調和
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
ばんだねいっぺい
つーちゃん
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Ujiro21
くものすけ




