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内容説明
射精は一日にしてならず――陰茎の機能をできる限り引き出し維持するためには、正しい扱い方の体得が必要だ。またパートナーの心身を傷つける凶器としないために、道徳と品格、相手を思いやる礼儀も重要だ。しかし現代の性教育では重要な点には触れず、青年期の誤った扱い方による射精障害や勃起障害も増加している。本書では性機能と生殖医療の専門医が、各年代での性・射精生活の心構え、現れやすい問題と対策を解説。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
アキ
107
著者は、泌尿器科医で聖隷浜松病院リプロダクションセンター長として射精障害を含む不妊治療の多くの経験がある。そこで感じるのは、正しい射精に関する知識の欠如である。生物学的に男性にはみな陰茎があるが、確かに保健の授業でも性教育は女性側ばかりで、射精について学んだことはなかった。東大で性教育を学ぶゼミが今年から始まる。受験で学ぶことはないが、人生にとってとても大事なこと。正しい知識を得るのは若ければ若いほどいい。「性は摩擦と空想から構成されている」https://ut-base.info/circles/1912022/11/09
海月
82
もうこんなタイトル見たら買うしかないでしょう!新書はいつだってタイトルの中に真剣さがあるのさ☆ 泌尿器科の先生が真面目に射精について話をしてくれる本。これは正直講義で聞くとお金がなかなかかかりそうな充実した内容でした!思春期の性から始まり更年期の性についてまで解説してあるのでどの年代でもわりかし読めます。もちろん不妊についても語ってますが、今の環境で営みの回数は月数回は仕方ないことなのかなと思う。だって楽しいこといっぱいあるもんね(笑)かなり勉強になる本でおすすめです!2023/01/10
fwhd8325
80
私は早熟な方で、性への目覚めは小学校5.6年生の頃でした。その興味、感心を口にすることで、学校では担任の先生に目をつけられました。それは、60を過ぎた今でも一種のトラウマのように思い出すことがあります。あの時代、正しい情報を与えてくれていればと思うこともあります。奈良林先生やドクトルチエコさんの情報を断片的に耳にするくらいが、やっとの事でした。この著書はいいですね。素晴らしいと思います。大真面目に、わかりやすく語っています。自分だけの欲望だけを語っていないことが素晴らしいです。2023/07/24
中玉ケビン砂糖
65
「新書大賞」に食い込んでいたので読書人の関心は高かった。ただ色々と書いてはみたものの、センシティブと判断したので「深刻かつ喫緊の報告」とだけ思う。『会話を哲学する』に並んで大分長く店頭などに置かれているがパッケージの勝利とかそういう問題でなく、悩ましい領域の問題について真摯かつ的確に書かれている。2023/03/12
おばおば
52
★★★★☆泌尿器科の医師が主に男性向けた性教育書という感じで読めました。最近、ニュース等で若い人を中心に広がっている性感染症のこと、また性教育についての必要性もニュースで見ます。私も性については若い時にもっと知っていたらと読みながら思いました。また、性教育の必要性を感じました。女性の方が読んでも性について参考になる内容だと思います。2022/11/06
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