内容説明
ロンドンのウエストエンドに店を構える骨董店「アルカ」の雇われ店主ユウリ・フォーダムは、
骨董品についての知識はド素人ながら、この店にあるいわくつきの品々のためにはなくてはならない存在だ。
ある日、店に「金色に輝いた小箱」を探していると英国紳士がやってきた。
それはこの店に以前あったもので、どうしても手に入れたいという……。古の街を舞台に新たな冒険がはじまる!
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
翔(かける)
8
英国妖異譚、欧州妖異譚からイラストレーターさんが変わるということで、シリーズから離れるタイミングかなと思っていました(過去形)。本屋さんで見たら、あれよあれよという間にレジへ。おそろしい。でも、読んでよかった!なつかしのユウリ、シモン、アシュレイ、みんな変わってなくて、とにかくうれしかったです。続編の単行本も入手したので読みます!2023/02/14
悠
7
想像とは少し違ったけどたのしかったです。2023/02/28
ミナ
7
文庫でも出すんか〜いっ!そして、結局買ってしまう時分…。イラストは変わったけど、挿絵がないので気にはならないかな。浦島太郎の検証は面白かった。日本政府は何ですごいものがあるのに保護しないんでしょうね?本当に不思議。あと、スマホなど便利すぎる世の中になって、かつての人々が持っていた集中力忍耐強さ等々失くしちゃったものもきっと多いよねと自分も思った。2022/09/23
あずとも
6
シリーズものとは知らずに読んだが浦島太郎伝説と玉手箱に豊玉姫・玉依姫の比売神等興味深く楽しく読めた。シリーズ全部読んでみようかな。2022/09/19
み~くま
4
シリーズの導入部分だからなのか、ふんわりとした感じでゆるゆると進んでいく感じでした。舞台設定やキャラクターには魅力を感じながらも、のんびりまったりな展開に 少し物足りなさを感じました。気持ちにゆとりができたら、シリーズ続編を手に取ってみたいと思います。2024/03/09