内容説明
ひとりで暮らす大切さについて、アメリカの森の中の湖の畔で、小屋を建てて自給自足の生活をしながら遺した思索家の言葉を、わかりやすくいまに生きる人に向けて編集しました。
ガンジー、キング牧師を動かし、環境保護運動のバイブルともなり、世界を変革した言葉は「森の生活者」の孤独な時間から生まれました。
孤独の教えとはなにか。ソローが孤独の中でみつけたこととは。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ドワンゴの提供する「読書メーター」によるものです。
Koichiro Minematsu
56
また、私はソローと出会えた。我々は孤独を寂しいものと理解して避けたがる傾向にもあるし、結果的に取り残された、排除されたネガティブに考えがち。しかし、ソローのいう孤独とは、己の世界を自然に委ね、その経験の中に価値があるとしている。季節が落ち着いたら、一人キャンプに行きたい。2023/07/03
R
37
ある哲学者が孤独であることについて語った言葉を集めた本。全社会を否定するわけでもなく、つながらないことによる平穏の貴重さもわかりつつ、静かに生きることを渇望した人の声。多分本人が極度のADHDで、多人数下では思考がまとまらないといった弊害も多かったんじゃないかしらと邪推してしまうんだが、おおむね賛同したい内容だった。孤独の定義が何かにもよるという話になってしまうんだが、なんかわからんが集団に居ないと、または居るように強制するといったことへの反抗は正しいと思いながら読んだ。2022/11/14
カタコッタ
11
人生に余白を持つ、この一言につきます。心に沁みました。2022/11/23
りこりり
2
★★★☆☆2025/06/01
Gizz_tau
0
150年程前アメリカで都会から離れて森の中の湖畔の小屋で暮らした作家ソローの言葉を集めたもの。今の時代に「孤独」というテーマに本書の狙いは分からないでもないのだが、ソローは「思想のカッコよさ」ではないのだろうなぁ。ただソローを垣間見ることは出来た。本書を読んでソローは「無為自然」老荘思想にも影響を受けていたと思う。 この19世紀、米はフロンティア精神・超資本主義社会へと突き進んでいき、そのエネルギーが外へ、東洋へと向かっていた。ソローは内に向かって、隠者のように森に入っていった。一種の因果を感じる。2026/07/28




