内容説明
《私はたまたま数学に親しむ機会があったので、理科の醍醐味をいわば原書で味わうことができました。でもその機会がなかった方もたくさんいらっしゃるでしょう。そんな方のために、自然という書物の「数学」を日常語とイラストを使って「翻訳」することに挑戦したのが本書です。》(著者「あとがき」より)
分かりやすく熱のこもった指導で人気の著者による、理科の学びなおし講座、その第1弾は、「氷がとけるとナニになる?」という問いからはじまります。
目次
まえがきにかえて~物理へのとびら ●なぜ空は青い?●すべてが統一される美しさ
第1章 音とはなにか ●ピタゴラスの散歩から始まった探求●音の三要素●ドップラー効果●雷の音 ほか
第2章 光とはなにか ●漢字の「光」も、英語の「light」も●光の最も基本的な性質●凸レンズ●雲が白い理由 ほか
第3章 電気とはなにか ●不織布マスクのひみつ●静電気●回路とオームの法則●直列つなぎ ・ 並列つなぎ ほか
第4章 磁石とはなにか ●磁石は「慈石」?●棒磁石の真ん中に鉄くぎがつかないわけ●地球は大きな一つの磁石 ほか
第5章 ばねとてこの原理 ●物理学における「力」~その2つの意味●「百年の常識」に異を唱えたファラデー ほか
第6章 滑車と輪軸の物理学 ●昔から身近な“機械”●定滑車●動滑車●組み合わせ滑車●自転車のギアの物理学 ほか
第7章 密度・圧力・浮力の物理学 ●象の重さを量る、かしこい子どもの話 ●氷山の一角は何%? ほか
第8章 物体の運動原理 ●振り子の周期はなにによって決まる?●運動とエネルギー●力学的エネルギー保存則 ほか
おわりに/参考文献/さくいん
感想・レビュー
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- 電子書籍
- 殿下、あなたが捨てた女が本物の聖女です…